今回のイタリア旅行(2015.9.11~23)で訪問したモンテ・ビアンコ・スカイウェイのアクセス方法をご参考までにご紹介します。
モンテ・ビアンコ・スカイウェイは従来あったロープウェイを架け替えて、今年の5月に新規に営業運転を開始したロープウェイです。アオスタからは、プルマンで最寄町であるクールマイユールへ移動、そこからさらに麓駅のあるエントレーヴへと向かうことになります。
アオスタのバスターミナルは鉄道駅の右手にあります。平日であれば一時間に一本程度の頻度でクールマイユール行きが出ています。ターミナルにチケット売り場があります。運賃は往復で6€でした。
クールマイユールのバスターミナルです。手前の「i」マークの所が観光案内所です。ここでスカイウェイ乗り場の最寄のバス停であるエントレーヴまでの行き方(マップ)とバスの時刻表がもらえます。エントレーヴへのバスチケットは左手奥にあるチケット売り場で購入できます。(片道1€、往復用に2枚購入します。) エントレーヴへのバスもこのターミナルから出発します。ちょっと分り難いのですが、道路に「BUS *」と番号が書かれているので、チケット売り場で何番のバス停から出発するのか確認しておきます。
バスの運転手にエントレーヴに行きたいと言っておけば停留所に着いた時に教えてくれます。写真は停留所を下りた所です。ここから左手の道に入ってスカイウェイの乗り場を目指します。
写真にボールペンで書いた道を辿ればおよそ10分程でスカイウェイの麓駅です。一本道なので迷うことはまずないと思います。
これがスカイウェイの麓駅(1300m)になります。チケットは1階で購入。頂上までの往復で40ユーロです。(6月後半から8月の繁忙期は45ユーロになるみたいです。)
スカイウェイは2階が乗り場となっています。かなり大型のロープウェイを途中駅のパヴィヨン(2173m)で乗り継いで一気にプンタ・エルブローネ(3466m)まで登ります。所要時間は15分程度。本当にあっという間に2000m以上を駆け上がります。ゴンドラの内部は出発して到着するまでに1回転するようになっているので、どこに乗っていても一通りは周囲が見渡せます。
頂上のプンタ・エンブローネ駅には屋内の展望台もありますが、階段を登って行くと360度の展望が開ける展望台へと行くことが出来ます。かなり寒い(特に風が吹いていると体感温度はかなり低くなります)ので防寒には十分に気を使う必要があります。(小生は長袖シャツに薄手のセータだけだったのでかなり凍えました。)
実はこの頂上駅からは、4連のロープウェイに乗り継いでアルプス越えでフランス側の展望台、エギーユ・ディ・ミディまで行き、さらにそこからシャモニーまで行くこともできます。シャモニーとクールマイユールの間にはモンブラントンネルを通ってバスも運行しているので、時間に余裕があればイタリアからフランスに入って、バスで戻ってくることも可能です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます