徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

「待つ」ということ

2020年03月24日 | 読んで良かった図書


書名  「待つ」ということ
著者  鷲田 清一
発行社  角川学芸出版
発行日 2006年8月30日
頁    198
価格   1,400円 + 税

現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。
私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性をなくしはじめた。
偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、未来というものの訪れを待ちうけるなど、「待つ」という行為や感覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。

目次

焦れ
予期
徴候
自壊
冷却
是正
省略
待機
遮断
膠着
退却
放棄
希い
閉鎖
酸欠
倦怠
空転
粥状
開け

・待たなくてよい社会になった。

・待つことができない社会になった。

・「忘れてええこと、忘れたらあかんこと、忘れなあかんこと」







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