飼っているニホンミツバチ(日本蜜蜂)から採った(奪った)貯蜜ハニカムから蜜を濾し取った後の残りカスを外に置いて蜂に還元した。
ハニカムの原料である蜜蝋はミツバチが自分の体内で作り出せるので必要なくても、こびり付いている蜜は花蜜から蜂が作り出した濃縮蜂蜜なので、蜂にとっては願っても無いご馳走。
カスを入れたプラ容器を傾けて外に置いたら、あっという間もないほどに蜜蜂が群がる。
ハエやアリも来るには来るが、なんといってもニホンミツバチとクロスズメバチが多い。
尻の縞模様が黒くはっきりとした輪になっているのがクロスズメバチ(黒雀蜂)で、長野県ではヘボと呼んで幼虫を食用とする蜂。
瓶詰め蜂蜜を割ってしまったものも、ナイロン袋内に流れ出ただけだったので割れたガラスごと蜜を漉し、残りは彼らに還元した。
匂いに釣られてやってきたオオスズメバチ(大雀蜂)とコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕虫網で捕まえて空き容器に閉じ込めた。
尻を伸び縮みさせるので正確には測れないのだが、オオスズメバチの大きさは4cm余り、コスズメバチは3cmくらい。
皆が同じ働き蜂なのだから、むごいことはしたくないなどと思うけれど、私のミツバチを襲いにくる奴らには条件反射的に網を振る。
訂正;コガタスズメバチのことを、うっかりコスズメバチと記してしまったので、訂正しました。