散歩中、道路に枝をせり出した木に興味がわいた。
生え方の姿からアカメガシワかムクゲかフヨウか、もしかしたらスイフヨウかなどと思い巡らせた。
道から少しだけ上がっている地所で、畑のような庭のような、手はかけていないが荒れているというほどではない。
こういう場所は、えてして次に行ったら何もかも刈り払われて区画整理され建売住宅の工事が始まったりする。
アカメガシワが生えてしまったのを放っておくほどの荒れ方ではないので、アカメガシワは却下。
ムクゲかもしれないと思ったが、花の付き方が違うような気がして却下(帰宅してから自宅のムクゲで種を確認)。
フヨウかスイフヨウかをこの状態で確定させるのは不可能そうだが、この種の袋の色から酔芙蓉に違いないと思う。
道にせり出して種も落ち放題なのだから多少は持ち帰っても良かろうと2、3個むしり取った。
花盗人という言葉があるけれど、私は種盗人になった。
うまく芽出しができたとして、花が咲くようになるまで何年かかるだろう。
そこに人がいたら話しかけて、酔芙蓉かを確かめ『種をもらいます』などと立ち話もできただろうに。
先々散歩中にこの道は通るので、いつか持ち主に事後承諾の話しかけをしてみたい。
それまでに種を発芽させられるかどうか、話のタネになる。
一日で白い花がピンクになるそうです・・・
ゴルフ場でビールを勧めたら、「おれ弱いから・・・」とミルミル顔面が紅顔の美青年になりました。酒気帯び、すぐバレるね・・・とボクが言いました。昔の話です。
話のネタになりませんか?
sukeboさんとは正反対に、アルコールを全く受け付けないというか、分解できない体質の方だったんですね。
酔芙蓉が赤くなるのは、アントシアニンがどうとか書いてあったような気がします。
面白い性質だから、文芸に使われているのを読んだことがあります。
何かの機会に、『酔芙蓉みたいだ』という表現を使ってみてください。
『おっ!』という顔をされて、株を上げるかも。