細々とニホンミツバチの蜂蜜その他を出している販売所の出荷者組合畑研修会に参加した。
何台かに分乗して行くということで、私は車を提供し初対面の人二人を乗せて回った。
大農家の畑を3件見学して説明を受け、なかなか勉強になり、刺激も受け、衝撃的事実も聞いた。
雪国のちまちました里山であり農村の集合は限界集落が多く、市自体が消滅可能性自治体だ。
だからこそタダでも使って欲しいというような畑地はいくらでも在り、手広くやる人もいるということがよく分かった。
私とて、あと10歳若ければ、その気になりそうな、夢のありそうな話も聞いた。
一方、アスパラガスの畑では、週2回必ず消毒するのだそうで、全くの薬漬け野菜なのだと聞かされた。
ナス畑にゆらゆら揺れる棒に黄色いリボンが結び付けられていたのは、たったあれだけの仕掛けでカラスにかじられるなどの被害が無くなったそうだ。
売り物の花を育てる畑の見事な均一性にも驚いた。
アスターも網目の中に整列して某国の軍事パレードのようだ。
最後の画像は、畑に一袋の種を蒔いた、見るたびに『立ち上がるんだ』と呼びかける私のアスター。
そのこころは、アスタのジョー。
亜熱帯でも、昔は全くなかったけど、今は普通にある。
過保護の副作用は、あるのではないか?
土は耕すな!という農法もあるようです。
人間の思うようになれば、地球は安全と思うか?
…それが問題だ!
私にとっては、とにかく防草です。
雑草に肥料を吸い取られて、本命が負けることを防ぎたいし、草抜きの手間を省きたいから。
大農家のマルチは鋤きこむと土に還る上等で便利なモノだということでした。
畝にマルチを掛けるのさえ機械でやるんだそうで、何でも機械でやれるみたいな感じでした。
後継者の若手が消毒液などの農薬を使うのを嫌うので・・・と言っていた農場で好感が持てました。