鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

心の問題

2021年06月17日 11時02分00秒 | テレビ・ネット・映画








コロナ禍だからこうなったということをあまり感じないで過ごしているのは、元々ツルむより独り遊びを好むから。
宇治に戻った以上はこちらでも複数の用をこなすべし、と思うのだけれど、やはりわざわざマスクをしてまで出かけたくはない。
というわけで行動範囲が狭くなっているのだが、昨日は久々に8000歩超えの散歩をした。
そこで見つけたのが最初の画像の、垂直なコンクリート擁壁に生えていたハート型のコケ。
2枚目は、田舎のキュウリの葉っぱがハート型に喰われているのをこちらに来る前に見つけて撮ったもの。
葉切り虫と呼ばれるハキリバチのことは知っているけれど、切らずに破線状に穴開けする虫がいるのか不思議だが、本来の目的の道半ばで鳥に喰われたのかもしれない。
昨年、三室戸寺に紫陽花を観に行った折、立ち止まっていた小母さんが「ハート型に咲いてますよ」と教えてくれたのが3枚目。
ハート型に心動かされたりはしないのだけれど、喜んでくれる筈と教えてくれたわけで、ハートを喜ぶようなタイプに見られたということか。
それ以来も別にハート型に関心があるということはないけれど、ハート型を観たらあの小母さんを想いだす。
暇暇にもうすぐ返すというDVDを二つ観た。
一つ目は『舟を編む』という、辞書編纂の地味地道な仕事をする人々の、しっとり暗い映画。
二つ目は『危険な関係』というフランス革命前の貴族の頽廃を描いた小説の映画化もの。
『危険な関係』のようなヨーロッパの貴族ものは、なんだか退屈してしまう。
原作の小説も読んでいないのに、前半はそのように退屈してしまい、途中でやめて次の日にやっと終いまで観た。
心理劇とは言うのだが、確かに主要人物の顔の表情、目の動かし方などが、見事に微妙に揺れ動く心理を表していた。
主役の子爵の顔が陰険過ぎて好きになれなかったのが残念で、アラン・ドロンが演ったらどんなにか良いだろうと思いながら観た。
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4 コメント

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sukeboさんへ (とんび)
2021-06-17 21:06:28
アラン・ドロンの『カサノヴァ最後の恋』という映画を観た事があります。
後味の悪い映画でしたが、今回観た『危険な関係』もなかなかに後味が悪い。
でも、原作の小説は読まなくても、いいか・・・と思ってしまうような重たい作品でした。
図書館で借りられるのら、どうぞチャレンジを!
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ハート形 (sukebo)
2021-06-17 20:52:38
ハートと危険な関係とアランドロンに、反応しています。
・・・思い出しています。トンボの交尾がハート形。

我々の意識と天然は、無関係?
人間は考えすぎ。
とべとべとべ、to be or not to be that is the question.…休肝日なのに、sumimasenn。
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Unknown (とんび)
2021-06-17 20:38:10
Passyさんへ
>・・・きっと喜ぶから。」
>そんな気持ちだったのでは?

小母さんの無邪気な善意を裏切ってはいけないと、咄嗟の判断でスマホを向けましたが、面映ゆかったです。

私、男でありますが、結構、ブリッコなのか、そのように見えるのか、といった感じなのでせうか!?
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ハート型の紫陽花の小母さん (Passy)
2021-06-17 18:20:06
とんびさん、こんにちは。

穴のあいたハート、破れそうなもしくは繕ったようなハート、ふっくら可憐なハート...
ハート型の紫陽花の存在を教えてくれた小母さんのエピソードから
なぜか、村上春樹さんの「ノルウェイの森」の中の蛍の話を思い出しました。
上京して寮生活をしながら大学に通う主人公が、寮で同室の(超)真面目な学生から
インスタントコーヒーの空き瓶に入れた蛍をもらうという話です。
「女の子にあげるといいよ。きっと喜ぶからさ。」

小母さんは「ハート型の紫陽花の画像を誰か大切な人に見せてあげたら?きっと喜ぶから。」
そんな気持ちだったのでは?と勝手に想像しています。

愛らしい紫陽花ですね。
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