さて、天ぷらに使う野菜。
5種類の野菜を決めて、さあ安心とはいきません。
仕入れる野菜が、常に同じ大きさなら難しくないのですが。
当然ながら、使う時期・季節により、種類・サイズもバラバラ。
例えば、ピーマンを1/6サイズで使うと決める。
しかし、ある時、小さいピーマンが入る。
決まりとばかり、6っつにカットして、貧弱になったり。
甘藷を半月型にして、厚めに切っていたのが、ある時小さい甘藷が入る。
それをレシピ通りに半月型にすると、いかにも貧相。
しまった! 輪切りにすれば良かった。
或いは、甘藷の代わり、カボチャを使うとします。
すると、不思議に薄く切ってしまいガチ。
そんな風な不用意が重なると、『天ぷら盛り合わせ』全体のボリュームが
減っていたりします。
常連客が気付くでしょう。
「 今日は、いつもに比べると、何やアッサリしてるけど? 」
「 なんや、ケチったん、ちゃうか? 」
痛くもない腹を探られます。
毎回同じ注文する客は、実に良く知っているのです。
この野菜天の量の問題は、案外やっかいです。
先ほどの例は、同じ種類の野菜でも気を付けるところがある事を示しました。
これが、違う野菜を使う時には、もっと大変。
青み野菜のピーマンの代わりに、青唐を使うとします。
小さい青唐一個では、ボリューム感がいかにも頼りない。
じゃあ、何個使うのが適正か?
どんな野菜でも、ある一定のボリュームで提供出来るまでには、
そこそこの修練が必要でしょう。
そんな研鑽を終えたら、次はいよいよ、海老を扱う時です。
~~~ つづく ~~~
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
5種類の野菜を決めて、さあ安心とはいきません。
仕入れる野菜が、常に同じ大きさなら難しくないのですが。
当然ながら、使う時期・季節により、種類・サイズもバラバラ。
例えば、ピーマンを1/6サイズで使うと決める。
しかし、ある時、小さいピーマンが入る。
決まりとばかり、6っつにカットして、貧弱になったり。
甘藷を半月型にして、厚めに切っていたのが、ある時小さい甘藷が入る。
それをレシピ通りに半月型にすると、いかにも貧相。
しまった! 輪切りにすれば良かった。
或いは、甘藷の代わり、カボチャを使うとします。
すると、不思議に薄く切ってしまいガチ。
そんな風な不用意が重なると、『天ぷら盛り合わせ』全体のボリュームが
減っていたりします。
常連客が気付くでしょう。
「 今日は、いつもに比べると、何やアッサリしてるけど? 」
「 なんや、ケチったん、ちゃうか? 」
痛くもない腹を探られます。
毎回同じ注文する客は、実に良く知っているのです。
この野菜天の量の問題は、案外やっかいです。
先ほどの例は、同じ種類の野菜でも気を付けるところがある事を示しました。
これが、違う野菜を使う時には、もっと大変。
青み野菜のピーマンの代わりに、青唐を使うとします。
小さい青唐一個では、ボリューム感がいかにも頼りない。
じゃあ、何個使うのが適正か?
どんな野菜でも、ある一定のボリュームで提供出来るまでには、
そこそこの修練が必要でしょう。
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