先日の女子会から帰って来て間もなしのカァちゃん。
憤まんやる方ない様子で次々と、話をぶつけるのが痛い。(笑)
その中で、他人が頼んだシャクの天ぷらの残り物を、「食べていいよ!」と、
自分に進められるのが、癪(シャク)の種(?)だったようだ。
この尺(シャク)とは、寿司ネタに使う荒尺(ジャク)とは違うもの。
好きで注文したのに、残された理由は直ぐに分かったヒゲ。
大きい真尺なのに、きっと美味しくなかったのでしょう。
旨くないからと、頼みもしてない者にお鉢を回されたら、怒るのもご尤も!
「 私は残飯処理係じゃありませんよ~ 💢 」
カァちゃんが言うには、見ただけで美味しそうではなかったと。
美味くない理由は、此処のブログの訪問者なら、御存じかもしれませんね。
今や稀少品で高額な尺は、きっちり使い切るしかありません。
だから、売れ残りは、茹でて(或いは蒸す)置いておくのです。
で、その茹でた真シャクを、天ぷら粉を付けてあげる事に。
見た目は変わらないけど、味は大違い。
田園では、基本的に活きている小ぶりな物を、揚げ過ぎない程度にしていた。
これには、カレー塩を供します。
もう、これだけで大きな差があります。
前ブログ《天ぷらへの誘い》でも、シャクの話題を取り上げていますが。
残ったものは、その日のうちに茹でておかなければ、質が低下します。
そう言えば、今の熊本市で熊本名物と問わば ・・・
養殖マグロのデカ盛り丼と竹輪ポテトの天ぷらとか?
その昔、熊本郷土料理を提供していた者としては、忸怩たるものが有ります。次の稿では、昔の尺料理をご紹介したいと思います。
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