先ずは、つい最近のブログ『穴が開いた焼き魚』の、コメントをお楽しみ下さい。
たった一つの語彙 “ テッキュウ ” に対して、三者三様のリアクションが。
例えば、料理長が 「 おーい、誰かテッキュウを持って来て~ 」と言った。
すると、ある者は金串を、ある者は鉄棒を、そしてある者は餅焼き網を持って来る。
更に、「 親方~! てーへんです💦 表通りに壁破壊用のクレーン車が来てますが? 」。
かほどに誤解を招かぬように、 “ 言葉 ” を選ぶのは大変なのです。
映画かドラマのシーンでしたか?
進駐軍のマッカーサーが、日本国憲法制定案を急がせる場面。
通訳達のプロジェクト・チームが、分厚い辞典を片手に、使用する “日本語” を検討します。
誤解を生じないように語彙を選ぶのが、チョー大変な作業でした。
語句のイメージは、人それぞれに違う場合があるから、用心しないといけないようです。
こういう場面に遭遇すると、ヒゲは必ず思い出すことがあります。
このブログでも、以前に書きました。
ヒゲの人生で、この概念違いでの最大の赤恥(あかっぱじ)を掻きましたので。
70年、関西チェス例会の時でした。
京大のT代先生が、「 来週の日曜日に千里ニュータウンで、 “ エキシビション ” を演る。
“ 人間チェス ” の趣向だから派手だよ~! 君~ ハハハー 」 と。
人間チェスとは、人がチェス駒の衣装を着てピースの代わりをするゲームです。
この瞬間、学生ヒゲの頭には、 『 チェスのエキシビションとは、即ち人間チェスだ! 』 の
イメージが刷り込まれた。
これが、悲喜劇の始まりでした。 (泣笑)
そして三年後の73年、Bラーセン氏の接待を終えたヒゲに、
M吉くんから 「 明日は、エキシビションだからね 」 と。
次の日、ヒゲは当然(?)ですが、人間チェスが演り易いセーターを着て、
大阪Rホテルに向かいます。
「 フフフ、俺は背が高いから、クイーンの役ぐらいかな🧡 」 そんな程度の花見遊山な気持ちで。
ところが、会場に着くや、いきなり日の丸の前に座らせられます。
「 お前は対局者だ 」 と云う訳です。 ウッウッ、嘘だろう?
人間チェスのエキシビションだから、動き易い服でやって来たヒゲはチンプンカンプン。
その時、会場にいたほとんどの人が背広なのに気付く。 何てことだ ・・・
そもそもヒゲは、チェスの対局では、必ずネクタイに背広。
紳士のスポーツたるチェスでは当たり前の事との心構え。
それが、当時の日本のチェス・プレーヤーの矜持でした。
それなのに、その日に限って、ヒゲだけがラフなセーターとは (⌒-⌒; )
満座で赤恥を掻きながら、ラーセン氏との歴史的な闘いが始まった。
~~~ つづく ~~~
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
たった一つの語彙 “ テッキュウ ” に対して、三者三様のリアクションが。
例えば、料理長が 「 おーい、誰かテッキュウを持って来て~ 」と言った。
すると、ある者は金串を、ある者は鉄棒を、そしてある者は餅焼き網を持って来る。
更に、「 親方~! てーへんです💦 表通りに壁破壊用のクレーン車が来てますが? 」。
かほどに誤解を招かぬように、 “ 言葉 ” を選ぶのは大変なのです。
映画かドラマのシーンでしたか?
進駐軍のマッカーサーが、日本国憲法制定案を急がせる場面。
通訳達のプロジェクト・チームが、分厚い辞典を片手に、使用する “日本語” を検討します。
誤解を生じないように語彙を選ぶのが、チョー大変な作業でした。
語句のイメージは、人それぞれに違う場合があるから、用心しないといけないようです。
こういう場面に遭遇すると、ヒゲは必ず思い出すことがあります。
このブログでも、以前に書きました。
ヒゲの人生で、この概念違いでの最大の赤恥(あかっぱじ)を掻きましたので。
70年、関西チェス例会の時でした。
京大のT代先生が、「 来週の日曜日に千里ニュータウンで、 “ エキシビション ” を演る。
“ 人間チェス ” の趣向だから派手だよ~! 君~ ハハハー 」 と。
人間チェスとは、人がチェス駒の衣装を着てピースの代わりをするゲームです。
この瞬間、学生ヒゲの頭には、 『 チェスのエキシビションとは、即ち人間チェスだ! 』 の
イメージが刷り込まれた。
これが、悲喜劇の始まりでした。 (泣笑)
そして三年後の73年、Bラーセン氏の接待を終えたヒゲに、
M吉くんから 「 明日は、エキシビションだからね 」 と。
次の日、ヒゲは当然(?)ですが、人間チェスが演り易いセーターを着て、
大阪Rホテルに向かいます。
「 フフフ、俺は背が高いから、クイーンの役ぐらいかな🧡 」 そんな程度の花見遊山な気持ちで。
ところが、会場に着くや、いきなり日の丸の前に座らせられます。
「 お前は対局者だ 」 と云う訳です。 ウッウッ、嘘だろう?
人間チェスのエキシビションだから、動き易い服でやって来たヒゲはチンプンカンプン。
その時、会場にいたほとんどの人が背広なのに気付く。 何てことだ ・・・
そもそもヒゲは、チェスの対局では、必ずネクタイに背広。
紳士のスポーツたるチェスでは当たり前の事との心構え。
それが、当時の日本のチェス・プレーヤーの矜持でした。
それなのに、その日に限って、ヒゲだけがラフなセーターとは (⌒-⌒; )
満座で赤恥を掻きながら、ラーセン氏との歴史的な闘いが始まった。
~~~ つづく ~~~
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
しかし、そんなことがあったとは。ちなみに私はスーツでチェスをしたことはありません。仕事でも最初の会社の4年間だけで、今は上着を所有すらしていません(笑)。
紳士然とした佇まいは日本チェスプレーヤーの見本でした。
所で、昨日のことです、昔のドラマ・おとり捜査官北見志穂を見ていた時。
犯人役がワイン・カーブと言ったのに、内のカアちゃんが意義を。
しょうがない、ヒゲが昔はこんなもん。
今はケイブみたいな発音するらしい。
和歌山の鯨追い込み映画の時ぐらいから替わったようだね?と。