田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

痩せたソクラテス

2020-12-01 16:15:29 | よもやま話・料理編
9/25(金)~ 金曜日は毎週必ず、カァちゃんがデパ地下買い物をする日。
どんな魚をゲットしてくるか? 待っているのも楽しみなもんです。
良い買い物が出来た時は、玄関からの声のトーンが違います。 (笑)
今日の刺身は、天然ヒラメとコノシロ。
そして、焼き魚用に、なんと 『 初物! 生サンマ 』 を。

今年は、かってないサンマ不漁のニュースが報じられました。
その貴重な生サンマ一尾を、860円で手に入れたカァちゃん。
そう、ヒゲ夫婦が生きて来た中で、最高値の御祝儀サンマ価格ざんす。
さて、そのサンマが焼けました。
箸を付けたカァちゃんの顔がくもります。
何しろ、生涯で最高値の秋刀魚が、生涯で一番あっさりしたサンマだったのです。
脂がのってない。 カァちゃんはグラリ(ガッカリ・失望)します。 
          

サンマやイワシ ・ アジ ・ はまち ・ 縞アジ ・ コノシロ ・・・・
コレらの魚は、脂ののりが一番大事です。
ところが、例えば、スーパー辺りでは、既にパックされて綺麗な側面を見せてあります。
コレは、罠です! (笑)
一般の人が魚の体側を見て、良し悪しを判断するのは間違いやすいものです。
体型は、魚の頭の上から見なければなりません。
背の上から、肥とり具合い(又は痩せ具合)を判断するのです。
つまり、背骨をセンターにした時の、肉付きの幅が問題です。
上から眺めれば、一目瞭然! まあ、ちょっと慣れは必要ですが ・・・ 。

田園のカウンターでは、よく話題になりました。
“ ソクラテス ” は痩せても味があるが、サンマの痩せたのは味がない! (笑)
漫画 “ 美味しんぼ ” でも登場しましたね。
活きたシマアジを、旨くないと子供が話した巻。
餌を与えられない活けのシマアジは、当然ですがやせています。
エサがなくて身が細ったシマアジの刺身は、脂が抜けて美味しくないのです。
シコシコ感はあっても、旨味が無い!!
   
      
         

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2 コメント

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天然物 (batten)
2020-12-03 06:25:47
岩手~宮城~茨城~千葉と獲れだして価格が下がりましたが、それでも99円までですね。
刺身用なので求めてますが脂ものってますが大型ではないです。

シマアジは今では養殖も出回るようになりましたね。イサキ・サバ・メバル・カサゴ・ハタなどなど
一尾単価が高くなると回遊魚でも工夫して養殖するのに
サンマ・イワシなどは出来ないのかやらないのか聞いた事ないです。
あ、都会のスーパーに並ばないコノシロ・ヒラなどは永久に天然物かと、旨いのに!
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天ぱあ者 (ヒゲ)
2020-12-03 16:42:56
鱗の付いたままのヒラを与えられたヤング料理人。
茫然としながら言います「親方!今どきの魚料理は、養殖鯛と
ノルウェーサーモンに決まってますヨ!
こんな天然を使う者は、クルクルぱあシャン言われます。」

そんな天Pオヤジが、岡山理大の陸上養殖ハタのニュースを見た。
わあー、陸のハタなら、ぜひ試食したいと思っていたら、
其処は桜見るの悪人シン三とズボズボらしい。途端に食欲がとんだ!笑。
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