この度、ティモンより縦釣り専用ルアー「ブング」が発売された。
このルアーの発売は、カンツリに新たな一石を投じたと言っても過言ではない。
今までカンツリ業界で異端児的扱いを受けていたネオスタイルの縦釣りだが、カンツリのメジャーなルアーメーカーであるティモンから「ブング」が発売されたことにより、ネオスタイルがカンツリ業界に認められたことになるからである。
この数年でネオスタイルのアングラーが急増し、しかも今までの伝統的な釣り方と歴然とした釣果の差をつけられては、認めざるを得なくなったという経緯もあるのだろう。
● これが「BUNG]!
このルアーは、水平姿勢を保ったままフォールさせることが出来るように設計されている。
● 基本的な釣り方
① フォール
② 巻きフォール
③ バイトの多いレンジでデジ巻き
④ ボトムステイ
ウエイトは0.6gと0.4gの2種類のみ。
フォールの釣りを意識しているので、スローに沈降するウエイトである。
ネオスタイルでいうところの「Air」に性質が近い。
これで証明されたと思うが、縦釣りにおいて、ネオスタイルの超高感度ロッドでなければならないという必需性は無くなった。
私は、従来よりスプーン用の高感度ロッドでネオスタイルのルアーを使用して縦釣りをしていた。
この釣り方で正統派ネオスタイルと遜色なく釣っていた。
手元感度で釣りたいならネオスタイルのロッドに軍配があがる。
「ブング」はラインの微妙な変化を見てアワセを入れて掛けて釣る。
従って、視認性のよいラインが必要になる。
ネオスタイルもラインでアタリを取った方が数が伸びる。
ナイターは手感度で釣るので、高感度ロッドが必要になる。
基本フォールで釣るルアーなので、春か秋でレンジが中層より上で魚が高活性の時期が向いてるように思う。
真冬で魚がボトムに張り付いてる状況では避けた方が無難だろう。
近々、試し釣りに行く予定!