2月23日(木) 曇り
今回は6話。
#6【解説放送版】/一緒に暮らそう―“星空の誓い”と、現れた“あの男”
こういうシーンが結構手話の勉強になる。
一星が「今日どこ行くの?」と聞いたシーンで桜が、
「どこだっていいじゃん」と字幕では出ているが、手話では「あんたには関係ないよ!」とやっている。
健聴者の若い女の子だったら、「どこだっていいじゃん」と言うのが普通だろう。
それを手話では「関係ないだろ!」とやっている。
こういう手話を使う理由が良くわかる。
きっと台本には「どこだっていいじゃん」と書いてあって、『手話はどうする?』となったときに、「関係ない」で表そうとした。
その方が女子高生のすねている気持ちが素直に表せるから。
「日本語」で使う言葉と「手話」で使う言葉の違い。
それぞれその時の気持ちを一番よく表している表現だと思う。
手話を知らない人が見たら、字幕と手話が違うことはわからないだろうな。
このドラマには手話を使わないとわからないシーンがふんだんに出てくる。
桜は車の中で「一星が好き」と表現した。
それを物陰で見ていた鈴はそのことを知ってしまった。もう手話は勉強していて、知っていたから。
こういう風に声は届かなくても、手話を知っているからできるシーン。
手話の出てくるドラマではよくあるシーンだ。
電車の隣のホームどおしでの話や、走り出す電車と見送る人のシーンでとか・・・
えっ、一星って、こんな博識(はくしき)があったの! と驚いたのは次のシーン。
「生と死をつなげている」 ん? なにそれ?
そういうことか。星って神秘的なんだね。
『今見ている星の中には、今は存在していないものもある』
トンサンはこのシーン好きだなぁ。
好きな人とはこんな話がしたい。
ところで関係ないけど、このベランダは窓から出入りするんだね。
なんかこのシーンを見ていると「悠久(ゆうきゅう)の時」を感じるね。
「悠久の時を刻む」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈
この果てしない時の流れの中で、人の一生って、ほんのわずかな瞬間なんだね。
だから、そんなに思いつめなくてもいいし、一瞬でも大事にしなきゃとも思う。
まだドラマが始まったばかりなのに、これだけでもうおなかいっぱい。
この先の展開の感想を書いていくと、おなかがパンクするので今回はこれだけにしよう。