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花の色



               夏の花は
               どこか遠くの夢の中で




               特別な出来事の
               後姿に寄り添って




               弾んだあの気持ちのように
               華やかに咲いていた




               華やかな花の頃だから
               心も弾んだのか・・




               季節に合わせて
               花の色も変わり




               花の色に合わせて
               気持ちも変わり




               誰がこんな風に
               花に色を差したかと
               見事な色合わせを前に





               もう弾む気持ちも遠のいて
               懐かしく思うだけだけど





               花の色を不思議と
               思う気持ちは変わらずに






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溢れる色の中で



                この広い野原いっぱい♪・・・
                ひとつ残らず花束にして♪




                あの歌のような
                大きな花束にしたような




                目の前には
                鮮やかな好きな色・色・・




                こんな色だけで
                画面を埋めてみたい




                そんな気持ち
                思い出して




                溢れる色の中で
                色だけ見つめて




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向日葵



               向日葵の黄色は
               いつも青い空を背負っていた




               背高のっぽの後ろには
               いつも空しか見えなくて




               いつの間にか・・




               向日葵の居場所が小さくなって
               隣に立って背比べ




               向日葵は後に
               青い空を背負わなくなって




               それでもたまに
               背高のっぽに出会ったりすると




               青い空は重たくなんてないのだから
               いっぱい背負ってと叫びたくなる

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スピード違反のように速い免許更新



               1番で受付を済ませる
               書類に書き込んで4番へ・・
               ここで書き間違える!




               4番で訂正し、支払いを済ませると
               5番へと!
               視力検査あいているところは?
               左・上・下




               隣6番へ!何をしたっけ?
               で7番で暗証番号入力




               8番で写真手続き
               そして写真・・撮りまぁす!




               講習の手続き!!!!
               速い!速い!すごい速さ




               何をしているのか
               わからないうち過ぎていく
               講習待つ間簡単ランチ




               講習・・免許証配布・・本籍確認
               暗証番号入力してください・・




               ???本籍確認はどこで???
               今のがそれです!!あっ!あっ!あっ!
               速すぎて分からず!?!もとい!




               慌てて暗証番号打ち間違え
               運転に向いてないといわれるかと思った
               よかった♪




               都庁2階での出来事
               とりあえず以後5年は
               この騒ぎなさそう♪



    ※ 遠くに見えるは・・スカイツリー・ミッドタウン・東京タワー・六本木ヒルズ




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風と光と緑と



               ほとんど揺れることなく
               草の上を通り過ぎる夏の風




               それでも日差しの強さに
               辟易している身には涼しく




               動かぬ緑さえも
               挑戦的に見えてきて




               風と光と緑は目の前で
               グルグル回っているよう




               夏らしい風景と
               足を止める




               噴き出る汗は
               流れる間もなく乾いていく




               太陽と見合って
               愛されすぎても・・困るので




               時を持たずに
               さっささっさと歩きだす

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真昼の夢



                一歩外へ出ればクラクラ




                眩しくて細くなる目




                輝く「白」を撮ろうと・・クラクラ




                見えるのは輝く「白」だけ




                クラクラも増してくれば




                「白」と別れて




                「白」を見てみれば・・真昼の夢


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夏気分


                ほっとする涼しい風に出会おうが




                うんざりするほどの暑さであろうが




                色鮮やかオレンジ色の花を見れば




                暑さも風も味方




                元気!と叫んでいるようで




                こちらも無理して




                元気と見栄を張りたくなる




                忘れていた見栄もいいもの・・




                ちょっと若返る夏気分




           ※今月から広告が載るようになって、
            手続きをしてやめていただこうと思っているのだが
            苦手なネット関係、先延ばしにしていたら
            今日の広告  買ってはいけない一眼レフ
                     メスを使わない脂肪吸引
                     矯正でおすすめの初診診断

                     写真の腕を言われ
                     我が体形を御存じのようにも思われ
                     コメントに書いたかしら?・・歯が化膿していること

            大受けしているところ・・絶妙すぎる・・止められないトントンである


        
        
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夏のアジサイ



               容赦なく照りつける太陽を
               さり気なくするりとかわし




               少し錆びかけた水色が
               暑さと馴染む




               日影を探す人の眼は
               季節を外れた花に止まらず




               一人占め?・・いや・・
               自由なものに邪魔は野暮





               舞台を降りた花は
               人生豊かに続けて




               少しの距離で寄り添って
               時々横目で眺めて




               いつか・・いぶし銀の輝きを
               その時は止まって




               しっかりと・・
               何を言うのだろう

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涼しさが漂えば・・



                ほんの少しづつ
                秋の風が運ばれてくる




                秋の入り口が
                見えた気がして




                いかがお過ごしかと
                アジサイを訪ねてみる




                秋先取りとばかり
                秋色に変え始めたもの




                まだまだと
                跳ねているもの




                どれもまた梅雨の頃とは
                すっかり姿を変えて




                シックなココア色など
                気持ち惹かれる
                アジサイの色の旅




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八月の木陰で



                  久しぶりの散歩道




                  蝉の声の中を歩く
                  音量無限に大!




                  岩に浸みいる・・
                  などという情緒もなく




                  暑苦しさを感じながら
                  歩を進める




                  ふと・・
                  暑さをかき分けるように
                  聞こえてくる声




                  見上げた虫食い桜に
                  飛び交う小さな影が




                  突然空気に涼しく
                  緑が鮮やかに変わる




                  小鳥の透き通った声は
                  緑を小刻みに揺らして




                  八月の小鳥の声は
                  一瞬の清涼剤になって

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