昔の夏蘇る？

　　　　　　　　　　　　　　　　朝夕の涼しさが心地よい
　　　　　　　　　　　　　　　　立秋という言葉が似合う




　　　　　　　　　　　　　　　　節電によって余計な熱の放出が
　　　　　　　　　　　　　　　　なかったからではと思えるほど




　　　　　　　　　　　　　　　　梅雨があり明けて夏が来て
　　　　　　　　　　　　　　　　夏休みの半ば少し終わりが見え




　　　　　　　　　　　　　　　　暑さも涼しさも昔懐かしい夏
　　　　　　　　　　　　　　　　残暑はいつまで？




　　　　　　　　　　　　　　　　今までの5月から10月までの真夏は
　　　　　　　　　　　　　　　　人が作り出したもののようにも思えて




　　　　　　　　　　　　　　　　夏の庭も一輪咲いたユリも
　　　　　　　　　　　　　　　　少し夏バテ気味の葉も




　　　　　　　　　　　　　　　　うんざりする夏の風景ではなく
　　　　　　　　　　　　　　　　堅気な夏の風景




　　　　　　　　　　　　　　　　夏休みの宿題追われ気分も
　　　　　　　　　　　　　　　　素直に懐かしい・・いい暑さの夏

フェンネル２０１２

　　　　　　　　　　　　　　　　２０１２すくすく
　　　　　　　　　　　　　　　　フェンネル育つ




　　　　　　　　　　　　　　　　が・・・長い梅雨
　　　　　　　　　　　　　　　　ほっそり背高のっぽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（うらやましい！）




　　　　　　　　　　　　　　　　強い雨たたかれて
　　　　　　　　　　　　　　　　倒れて曲がって
　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　梅雨が明けてみれば
　　　　　　　　　　　　　　　　花の季節は終わり




　　　　　　　　　　　　　　　　茎はさぁ～て？
　　　　　　　　　　　　　　　　どこがどうで・・どうなって？




　　　　　　　　　　　　　　　　それでもお気に入りの
　　　　　　　　　　　　　　　　立派なフェンネル




　　　　　　　　　　　　　　　　種になったら花束にして
　　　　　　　　　　　　　　　　持っていこう♪　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　待ってる人がいるのだから

お腹が空いたときは・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　三時間食べてはいけません！




　　　　　　　　　　　　　　　　と言われたのは１２：３０
　　　　　　　　　　　　　　　　歯科医にて・・治療後




　　　　　　　　　　　　　　　　はぁ～～ぁ～～ぁ～～
　　　　　　　　　　　　　　　　お・お腹がすいたぁ～～




　　　　　　　　　　　　　　　　こんな時街中歩けば
　　　　　　　　　　　　　　　　目が合うのはカフェ＆レストラン




　　　　　　　　　　　　　　　　一度入ったことでもあれば
　　　　　　　　　　　　　　　　目に浮かぶランチセットの図




　　　　　　　　　　　　　　　　が・・食べてはいけません！




　　　　　　　　　　　　　　　　暑さと空腹で
　　　　　　　　　　　　　　　　行き倒れそうな帰り道




　　　　　　　　　　　　　　　　この日の昼食は３：３０
　　　　　　　　　　　　　　　　もう夕食が目の前に
　　　　　　　　　　　　　　　　チラチラ浮かび始めた頃！！

子どもの夢は夏作られる！！

　　　　　　　　　　　　　　　　シャボン玉とんだ
　　　　　　　　　　　　　　　　屋根までとんだ・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　屋根が一緒にとんでった！
　　　　　　　　　　　　　　　　そう思ったと言った子がいたっけ・・




　　　　　　　　　　　　　　　　シャボンの水で
　　　　　　　　　　　　　　　　まるい玉がいくつもできて
　　　　　　　　　　　　　　　　とんでいく




　　　　　　　　　　　　　　　　一緒にとんで行きたいと
　　　　　　　　　　　　　　　　思う子だっていたんだろうなっ・・




　　　　　　　　　　　　　　　　一番大きな玉を作ろうと
　　　　　　　　　　　　　　　　日が暮れるまで作っていた子も・・




　　　　　　　　　　　　　　　　こわさずに手に乗せたいと
　　　　　　　　　　　　　　　　思った子だって・・きっと・・




　　　　　　　　　　　　　　　　シャボン玉一つで
　　　　　　　　　　　　　　　　いろんな夢が・・
　　　　　　　　　　　　　　　　シャボン玉の色の数くらいいっぱい




　　　　　　　　　　　　　　　　夏の日の一日
　　　　　　　　　　　　　　　　夢をいっぱい詰め込んで
　　　　　　　　　　　　　　　　大人になる日に持っていく

真夏の街

　　　　　　　　　　　　　　　　　アスファルトの
　　　　　　　　　　　　　　　　　照り返しと




　　　　　　　　　　　　　　　　　開け放たれた
　　　　　　　　　　　　　　　　　扉からの冷房




　　　　　　　　　　　　　　　　　暑さと涼しさが
　　　　　　　　　　　　　　　　　交互にやってくる




　　　　　　　　　　　　　　　　　空の青と夏の白
　　　　　　　　　　　　　　　　　濃い影が色を際立たせる




　　　　　　　　　　　　　　　　　暑さはまだまだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　続きそうだけど




　　　　　　　　　　　　　　　　　街はもう夏の終わり・・？




　　　　　　　　　　　　　　　　　目立つSALEの文字と
　　　　　　　　　　　　　　　　　張られた夏の休暇の知らせ




　　　　　　　　　　　　　　　　　それもまた夏風情

むくげの花を見て

　　　　　　　　　　　　　　　　隣の竹やぶに日が陰り
　　　　　　　　　　　　　　　　夕暮れ時の風が
　　　　　　　　　　　　　　　　時折通り過ぎる




　　　　　　　　　　　　　　　　初めての夏休みのころ




　　　　　　　　　　　　　　　　行水あと
　　　　　　　　　　　　　　　　シッカロールをはたいてもらい




　　　　　　　　　　　　　　　　金魚の柄の浴衣
　　　　　　　　　　　　　　　　赤い兵児帯




　　　　　　　　　　　　　　　　むくげの花を見ていると
　　　　　　　　　　　　　　　　あの時の浴衣の
　　　　　　　　　　　　　　　　爽やかな肌触りを感じて




　　　　　　　　　　　　　　　　あの頃
　　　　　　　　　　　　　　　　むくげの木を見つけていたなら




　　　　　　　　　　　　　　　　一つ花を摘んで
　　　　　　　　　　　　　　　　髪に挿してもらったのに・・・

こんな夏が好きだった・・

　　　　　　　　　　　　　　　　真っ白に光る
　　　　　　　　　　　　　　　　アスファルトの道を
　　　　　　　　　　　　　　　　足早に通り過ぎ




　　　　　　　　　　　　　　　　雑木林にたどりつくと
　　　　　　　　　　　　　　　　土と日影が急にひやりと




　　　　　　　　　　　　　　　　日向と日影の境目に
　　　　　　　　　　　　　　　　夏の暑さを置いてきた




　　　　　　　　　　　　　　　　この一瞬が心地よい
　　　　　　　　　　　　　　　　風が追うように通り過ぎる




　　　　　　　　　　　　　　　　自然の中では
　　　　　　　　　　　　　　　　暑さは敵でもなく




　　　　　　　　　　　　　　　　とはいえ・・
　　　　　　　　　　　　　　　　夏の味方自然は
　　　　　　　　　　　　　　　　すっかり消えてものだから




　　　　　　　　　　　　　　　　いつの間にか
　　　　　　　　　　　　　　　　大好きな夏のことなど
　　　　　　　　　　　　　　　　すっかり忘れて・・




　　　　　　　　　　　　　　　　ときどき思い出す
　　　　　　　　　　　　　　　　こんな夏が好きだった

　　　　　　　　　　　　　　　　かたすみの夏の花も・・