#沖縄県知事選 私見雑感 - tontonjyoのブログ【tontonjyoのブログの続き】
小泉政権は2006年5月30日。沖縄県側の反対を押し切り、米軍再編最終報告の実施に向けた方針を閣議決定してます。その際、後の沖縄合違に繋がった1999年12月28日の閣議決定を廃止して新協議機関の設置を決定してる。
普通に考えて、小泉政権以降の自民党は沖縄の敵です。それが推薦しても佐喜真淳氏の知名度だけでは負けるでしょうね。やはり重要なのは公明党。
初期段階では岩嶺進氏の勝利と言われていた名護市長選の時も、公明党は渡具知陣営の全面支援に乗り出してる。その結果はオール沖縄の惨敗。前回の沖縄県知事選の時に自主投票としていた事が如何に大きかったか。
話では、相当異様な雰囲気だったと言う。宗教選挙とは確ありきなんだろう。
かつて翁長雄志氏を県知事に押し上げる言動力と成った名護市議会では、市議選でのオール沖縄惨敗の後、中間派と言われている公明党が7議席、維新の会が2議席と、市政野党の自民党が7議席保ってる。これを合わせると、市政与党のニライ9議席・日本共産党7議席・なはの翼f協同3議席に拮抗する。
玉城デニー氏は相当に厳しい戦いに成ります。脳天気に楽観記事を描いてる人が居るが、釘を刺した方が良い。玉城陣営が緩んで、佐喜真陣営に有利に働きます。
それと返還から45年。時勢も大きいです。年配層は反米反基地思想が強いが、年若いほど、柔軟だと言う世論調査の結果も出てる。だから『金如き』で魂が買われてしまうと言う、ある意味【賢い選択】をする。目の前の生活を考えるなら、新基地建設は嫌でも同意して再編交付金を貰い地域を豊かにした方が生き易いと考えるのも一つなのでしょう。
何れにしろ、それが日本の選挙です。日本では少数派の意思である『街角民主主義』が実らない。
例えば韓国のように政権交代が可能なら、政治がもっとからの世論に敏感だったでしょうね。
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