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【北朝鮮情勢】北朝鮮・寧辺の軽水炉が試験運用開始か、隣接の黒鉛減速炉も 核兵器用プルトニウムの製造加速か - 産経ニュース【産経ニュース】
寧辺の動きは数週間前から38ノースが指摘して居た。それは金正恩が、米朝首脳会談に言及した辺りです。
原子炉を稼働したくらいで先制攻撃など普通出来ないが、それでも不安は拭えない。しかし、米朝会談の前提と、中国の後ろ盾を得れば確実になる。現在示されてる公的な憶測では、小型化は完成し、寮辺の動きは量産化の布石。火星15号で自信を付け、中国の後ろ盾も得れそうと言う所。
例えばアメリカもイラク戦争の時に、パキスタンの核を事実上容認したのだから、中国もやれない道理は無く、ここで中朝友好相互援助条約が確実視されればアメリカは益々手が出せなくなる。
中短距離核戦力は確実視されてるから、韓国と日本は人質で、その被害の大きさからアメリカは手を出せない。更に中国の後ろ盾を得れば確実になる。
逆に、中国も北朝鮮を核の傘で守ってる訳では無いのだから、上から目線の命令的立場は採れない。つまり緩衝地帯では有るが、習近平指導部と対等な関係で会談が出来る。
日本は未だに自覚がなく、事実上、アメリカに血を流させて拉致被害者を取り戻そうとしてる。普通に考えれば迷惑だろうが、しかし、アメリカは圧力の要だから無下にも出来ないだろう。
来月の訪米で安倍総理に何か花を持たせるかも知れないよね。例えば『日米FTA交渉前進の確約と引き換えに、鉄鋼関税の一時見送りを決定した。』のようなもの。その後トランプは会見とツイッターで語る。「シンゾーは日米FTA交渉の前進を確約した。だから盤石な日米同盟を世界に示すと言う意味も込めて、TTIP交渉のEUや、NAFTA再交渉のカナダ・メキシコ。KORUS再交渉の韓国と同じ扱いにした。」ってね。この辺の予測。
因みに、現時点の世界を観察すると、アメリカはアジア重視を唱えた結果、中東がメチャクチャになった。
シリアは既にロシアとトルコの独壇場。彼奴等はアサド政権による化学兵器の使用を黙認するだろうし、トルコのクルディスタン攻撃を容認する代わりに、ロシアのテルミット・クラスター焼夷弾などの使用も黙認するだろう。
また、イスラエル・サウジアラビアのイラン包囲網もきな臭い。サウジが絡む代理戦争イエメン内戦も鬱陶しい。
トランプ政権は、そろそろ中東にシフトしたいのでは無いだろうか。
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