自民党三役が「常駐」 佐喜真氏陣営、異例の対応 沖縄県知事選 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース【琉球新報』
構図は固まったようです。
自由党所属の衆議院議員・玉城デニー氏。
県議会与党会派『おきなわ』『おきなわ政治・経済懇和会』
保守・中道系市町村議員組織『新しい風・にぬふぁぶし』
翁長雄志氏から繋ぐオール沖縄体制の堅持をアピールし、自由・社民・共産と、前回自主投票だった旧民主党系の国民民主党・立憲民主党が支援。
前宜野湾市長の佐喜真淳氏
自民党と、前回自主投票だった公明党、前回下地幹郎氏支援に回り約7万票を取った維新の党沖縄県総本部は今回、日本維新の会として推薦に回ってる。そして希望の党が支持。
更に沖縄県内の経済16団体の内、10団体が佐喜真淳氏を推薦する方針。残りの団体は組織として特定の候補者を支持しない方向。
単純計算で佐喜眞淳氏が前回の自民党・仲井眞26万+維新の党・下地7万=33万を取るなら、玉城デニー氏は最低でも翁長雄志氏と同程度は取らないとダメだ。更に公明党が推薦。間違いなく厳しい戦いに成ります。そこそこの著名人でも浮かれてる人が居るが、楽観視はしない方が良いです。
今や勢いの衰えた維新の会は大きくないだろうが、沖縄では中道派に数えられる公明党が佐喜真氏推薦に回ったのはかなり大きい。個人的に得票差は相当縮まると見てる。喩え今回玉城デニー氏が勝ったとしても次会は覆る程に亀甲するだろう。
沖縄県での世論調査によれば、年配ほど反基地・反米思想が強く、若者ほど柔軟だとは言う結果も出てる。
例えば韓国は1989年。盧泰愚が行った民主化宣言での成功体験が有るから街角民主主義が盛んで、政治が民衆の方向を向く、嘗ての沖縄もそうだった。島ぐるみ闘争の結果、アメリカの行政機関である沖縄民政府は妥協案を提示したし、復帰闘争は返還を成し遂げた。
デモ隊に対して妥協案が示されるから民主主義は進化する。今の日本でデモが実らないのは国民にとって不幸な事なんでしょう。だから若者層は諦める。
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