<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「ツォツィ」

2012年05月22日 |  映画
2005年 イギリス・南アフリカ合作

アカデミー賞外国語映画賞受賞。

なじみのない南アフリカの言葉で、なんともやるせない映画でありました。

スラム街に住む「ツォツィ」(不良やチンピラという意味のスラング)と呼ばれる少年の
更生の物語。


ネタバレあり

エイズの蔓延による孤児、アパルトヘイトによる貧富の差、
そんな社会問題の犠牲になる子供たち。
現実に今も土管に身を寄せて住む子供たち。

そんな中でツォツィは近所の少年たちのボスとして君臨していた。
ある日、いつものように金持ちの家から強奪を試みたとき、
思わぬ事態に遭遇。

車を奪ったら赤ちゃんが乗っていたのだ。
乳飲み子をそのまま置き去りにしたらどうなるか、
一度は去りかけたツォツィ、引き返して自分のうちへ連れていきます。

自分がまだ子供の頃、母からもらった愛情を思い出すツォツィ。
悲しい別れを経験した自分がフラッシュバックする。

人間らしい心を取り戻す過程が丁寧に描かれていて
ツォツィ演じる役者さんが本当に良かった。
年齢不詳な感じで大人にも見えるし、子供にも見える。
設定は少年なので、たぶん16、7才の役だと思うのですが。

映画出演が初めてだということでしたが、名演でした。



このDVDはレンタルだけど監督のコメンタリーがついていて、
すごく良かったです。
特典って書いてなくて、うーん、何か隠れてないかなと探すのは常なんですが、
音声・字幕のところに隠されてました。やった~。
監督のコメンタリーが特典の中では一番好き。

監督の映画にかける想いがよくわかります。

日本ではRー15指定。
私が映倫だったらもうちょっと下げるかな。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おばさん暴走

2012年05月22日 |  ブログ
自分もおばさんだけど、おばさんの運転にはびっくりだ!

今日の出来事。

押しボタン式の横断歩道が青になったので、てくてく渡っておりました。
半分すぎたところで、左から車が突っ込んできた。
そしてブレーキも充分かけず私の目の前を通り過ぎ左折。

必死にハンドルを切ってるさまをじっくり見ましたよ。
あまりの事にびっくりして。
そしたらやっぱり60はとうに越してるふうのおばさま。
歩行者には目もくれず、たぶんスピードが出過ぎていて曲がるのに苦労したでしょう。

このおばさまは

① 信号が赤になったのに気がつかなかった。
② 赤だったけど突っ込みたかった。
③ 歩行者にまったく気がついてなかった。
④ 歩行者は見えたけど突っ込みたかった。
⑤ ブレーキが故障した。

のどれかでしょう。複数回答あり、ですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする