松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

再びウィーン(オーストリア)・5

2010-09-23 21:07:00 | 旅行
17時30分より(これも時間予約されていた)自然史博物館の屋上からウィーンの街を見ることができた。


美術史博物館とマリア・テレジア像。









そして18時30分からはこの旅行最後のディナー。

オーストリア風ワイン居酒屋・ホイリゲにて、60分間ワイン飲み放題だという。
ワイン好きの方ならば嬉しいかな?
食事はやはりあまり口に合わず。

毎日、朝食のハムとチーズと野菜でお腹いっぱいにしていたので、ひもじい思いはしなかった


「ホイリゲ」

オーストリアの東部に見られるワイン酒場。作り酒屋が自家製ワインを売るというのが建前なので、ビールなどはなく料理も簡単な家庭料理をセルフサービス方式でたのむところが多い。

ホイリゲという名称は商標登録していないことで、近年は自家製ワインを出さないホイリゲ風レストランが、ホイリゲと名乗って観光客目当てに営業を行うケースが増加している。

自家製ワインを出し簡単な料理しか出さない居酒屋を
、「ブッシェンシャンク」という。

観光地として有名なグリンツィング(地名)には「ブッシェンシャンク」はもうほとんど残っていない。


さて私たちは何というお店に連れて行かれたのでしょう?
ホイリゲだったのか、ブッシェンシャンクだったのか?


でも素敵にしてありましたよ。









みなさん、最後とあって大いにはしゃぎ大いに飲み?とにかく最後にふさわしい夜になったことには違いありません


翌朝は近くに位置する飛行場・シュウェヒャト空港(ウイーン国際空港)に行くだけなので
10時30分 ホテル出発。


ホテルの室内にさりげなくあったサボテンを!


朝食前の散歩でホテル前を!



これでやっと旅行の記録が終わった

旅行前、ガイドブックで勉強することも購入することもなく、前日になって準備をするような

始末だから、この記録は大変 ネットのおかげ

あちこちのサイトのお世話になりました


こんなに苦労しても、じき忘れてしまうのは目に見えてる

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再びウィーン(オーストリア)・4

2010-09-23 18:44:24 | 旅行
美術史美術館の鑑賞後は、お茶するため(オプションに含まれている)徒歩でデーメルに向かった。

途中の景色。



王宮



マリア・テレジアが庭で遊ぶ子供たちを見守るために造らせたバルコニー。




遠くに目をやれば市庁舎。







ミヒャエル広場前


コールマルクト通りにあるカフェ・デーメルに到着。


2階に案内され、途中キッチンが目に入ったので階段からパチリ!


さてケーキのザッハトルテって有名だと皆さんご存じで、ちっとも知らなかったのは私ばかり

女性ならば皆ケーキはお好き!私はそれほど執着しない。それでも若かりし頃は美味しいと云われるケーキを追いかけていたこともあったかな?

このザッハトルテは美味しいことで有名ではあるが、裁判になったことが超有名になったのでは!?

ザッハホテルが財政難に陥った際、ウィーンの王室御用達のケーキ店「デメル」が援助を申し入れた。そこで、ザッハの息子とデメルの娘が結婚、援助の代わりに秘伝だったザッハトルテのレシピがデメルに流れたと云われている。
二人が他界後、ホテル側がザッハトルテの商標をめぐる訴訟を起こし、7年間の裁判の末、ホテルザッハのものは、「オリジナルのザッハトルテ」
デメルのものは「デメルのザッハトルテ」と呼ぶことで、和解したのだという。



私はフルーツケーキを、娘がそのザッハトルテを注文。
少しお味見をさせてもらったが、パサパサ感があった。自由行動した人がオリジナルのものを食べてきたというので感想を聞いたところ、しっとりして美味しかったとのこと。

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再びウィーン(オーストリア)・3

2010-09-23 14:22:12 | 旅行
シュテファン寺院


一部修復中?にて資料からの映像。実は入国日の夜はしっかと見たけど、暗くてよくわからなかった。この日は車窓からチラッと見たような!? いやいや自然史博物館の屋上から見たはず


夜のシュテファン寺院。

ハプスブルグ家の歴代君主の墓所で、ゴシック様式、内部はバロック様式。

オ-ストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がか

りで南塔が完成、107mの高さを持ち教会の塔としては世界で3番目の高さがある。

モーツァルトとその妻コンスタンツェの結婚式と葬儀が行われた聖堂でもある。

地下室(カタコンペ)には、1679年ペストで亡くなった人々(ヨーロッパでは約15万

人)約2000人の遺骨とウィーンの司教、ハプスブルグ家の心臓以外の内臓が保管されて

いる。


食事について
完全に和食党の私は特に旅行では食事には全く期待していない。
しかし、15日ブダペストでのランチ・グヤーシュ(ハンガリー風スープ)と、今日のランチ・ウィーン風カツレツは美味しくいただいた。完食~

カツレツが美味しくいただけるなんて自分でもびっくり



美術史博物館 (ランチ後、オプションツアー)

ハプスブルグ家がヨーロッパ各地より収集した美術品を展示。ヨーロッパ三大美術館の一つといわれている?

ルーブル(フランス)、プラド(スペイン)、ナショナルギャラリー(イギリス)、ウフィッツィ(イタリア)、ヴァチカン(イタリア)、アムステルダム国立美術館(オランダ)の中で三大???

ま!知識のない私個人の疑問はさておいて

美術史美術館はマリア・テレジア広場を挟んで向かい合わせに建つ自然史博物館にそっくりな建物である。




こちらが自然史博物館 マリア・テレジアの向きが違ってくる位置関係。




入った正面 中央階段とテセウス群像(カノーヴァ)



反対方向から 天井画はルネサンス賛歌(ムンカーチ・ミハーイ)



アーチと柱の間にはクリムト兄弟の壁画。



吹き抜けの喫茶スペースになっている二階大ホール。ここも後ろ髪引かれる思いで断念




なんと 歴史ある絵画の撮影可!!ただしフラッシュ禁止。(当然)
ガイドさんの説明の中からほんの一部を掲載。


オランダ美術  
フェルメール 「画家のアトリエ」


ルーベンス  「イルデフォンゾの祭壇画」


レンブラント  「小さな自画像」



初期ネーデルランド美術
ブリューゲル  「雪中の狩人(冬)」


ブリューゲル  「バベルの塔」



スペイン美術
ベラスケス  「マルガリータ・テレサ」
当時まだカメラがない時代なので、お見合い写真代わりにも幼い頃から成長段階別に何枚も描かれた肖像画がある。



イタリア美術
ラファエロ  「草原の聖母」



ドイツルネサンス
デューラー  「梨を持つ幼児キリストを抱く聖母」


以上、美術史美術館内の写真を撮るには撮ったが、美しさを考慮し、すべて資料からの映像を掲載させて頂いた。


最後に館内には正式に認められて、絵画の模写をしている女性がいらした。
とてもいいピーアールにもなるし、粋を感じた。


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再びウィーン(オーストリア)・ 2

2010-09-23 12:36:16 | 旅行
9月16日、このツアー最後の観光日。

シェーンブルン宮殿


正面全体像、資料から。




ここにも馬車が

9時18分の予約だとか(団体は予約が必要なのね!!それにしても分刻みの予

約時間だこと)

ウィーンの森に接して建つシェーンブルン宮殿は歴代ハプスブルグ皇帝の栄華を今に伝える

バロック様式の宮殿。

1695年 レオポルド一世が夏の離宮として建てたこの宮殿は激動のヨーロッパ史の舞台

となった。

「会議は踊る」で有名なウィーン会議もここで開かれた。(パーティーだけで終わったよう

だけど

1740年、23歳の若さで即位したマリア・テレジアは、ピンクの壁をイエローに塗り替

え内装はロココ様式にする等増改築がおこなわれた。そして強靭な精神力と巧みな政治手腕

で帝国に繁栄と安定をもたらした。




マリア・テレジア
当時の王族としては奇跡にも近い恋愛結婚だった。16人の子供をなし、1765年夫・フランツ死去後15年間の生涯を喪服だけで生活したといわれている。

マリア・テレジア女帝や、エリザベート皇后(シシィ)の暮らした豪華な部屋の数々が見学
コースとして公開されている。(撮影不可)

大広間、資料からの映像。現在、半分の天井画は修復中で模造写真でカバーされていた。


庭園



ランタナが!!(北海道に近い緯度に位置するここに?)


噴水の向こう小高い丘にある建物は、グロリエッテといいここではマレア・テレジアが好んで朝食をとっていた。現在はカフェとして開放されている。残念ながらここでお茶する時間など全くなかった。



グロリエッテ

コロネード(列柱回廊)として1775年に建造。凱旋門を思わせる中央部

はマリア・テレジア女帝が世を去る前、ガラス張りとなった。

上部には帝国を象徴する巨大な鷲が、地球の上に立って翼を広げている。両翼の階段部分に

は豪華なトロフィーが配されている。

欄干を取り付けた平らな屋根は、すでに19世紀から展望台として利用されていた。


以上、世界最古の動物園を含め、すべてがユネスコの世界文化遺産に指定されている。





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再びウィーン(オーストリア)

2010-09-23 01:31:53 | 旅行
9月15日ブダペストの観光を終え、昼食後約268㎞走り、初日入国したウィーンに戻ってきた。

ツアーの宿命!時間をフルに有効的に使うため、ホテルチェックイン後すぐに16㎞先のウィーン市内、ウィーン市庁舎内のレストラン、ラートハウスケラーに!!
それでもホテルにあった見知らぬ植物はしっかりとチェック
これ!!ブラッシュの木みたいだけど別物。何でしよう?





夕食を市庁舎で?完全予約制のようだ。
しかし、ビックリ 市庁舎も素晴らしい建物。




他の資料からの写真


内部のレストラン・ラートハウスケラーも負けてない







食後はいよいよコンサートへ。
どこへ連れて行かれたのか?
調べてみたところ、アウエルスペルグ宮殿?ローゼンカヴァリエ・ホール?










ウィーン・レジデンツ・オーケストラについて
純粋な「ウィーンのクラシック音楽」を演奏する伝統あるウィーンの室内管弦楽団である。
数十年前より開いてきた多数のコンサートの会場には、ウィーンでも特に美しい宮殿が幾つか含まれている。
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