南房総市千倉に鎮座する高家神社を参拝する。「高家」と書いて「たかべ」と読む。難読の神社名である。日本書紀にも記されている料理の神様「磐鹿六雁命」(いわかむつかりのみこと)を祀る神社である。日本唯一と御朱印に書かれている。
東京湾を挟んで反対側の三浦半島の三崎市に海南神社があるが、その境内に海南高家神社がある。海南高家神社は高家神社を勧請して創建されたもので、千倉にある高家神社が本宮である。
高家神社は、内房総線の千倉駅から徒歩で25分ほど。
料理の神様に相応しく、清潔な神社である。
竹の鳥居を通るが、竹にはデザインがほどこしてある。
社殿。茅葺きである。
社殿から境内を見る。瀟洒な境内である。
模様のある竹については、宮司さんに話を聞いた。生竹だと割れてしまうので割れ防止の加工を施す。その後に、電気ドリルで模様を作る。
この竹の中に照明があり、夜に点灯される。幻想的な風景になると、近所の人は云っていた。
「竹あかり」のポスター。夕方4時半から点灯が始まる。
高家神社の御朱印は時間がかかった。通常の3倍ぐらいかかる。出来上がった御朱印を見て納得。参拝客は私一人だったからいいようのものの、多数の参拝客が訪れたら、どうなるのかと気になる。