<円覚寺の御朱印> 「寳冠釋迦如来」 本尊である。
鎌倉は御朱印の宝庫だが、”観光公害”の噂を聞き敬遠していた。しかし、実際はどうなのだろう?
実際に行ってみないと分からない。噂は大げさに伝わるからだ。
鎌倉の寺社をまわるとしても、テーマが必要である。鎌倉にはいくつかの霊場がある。三十三観音霊場、二十四地蔵霊場、十三仏霊場、七福神霊場があるが、今回は数を絞って鎌倉五山を巡ることにした。
朝10時過ぎ、北鎌倉駅で下りる。下車する人が多かった。やはり、混雑している。
まず北鎌倉駅前に円覚寺を参詣する。円覚寺は鎌倉五山第二位である。お参りする人はかなりの人数だった。
拝観料300円。交通系カードで支払えるようになっていたのでPASMOで支払う。御朱印代300円は現金だった。
山門。
仏殿。
正直なところ、境内の緑が目に鮮やかで建物の方には目が向かなかった。
円覚寺には塔頭も多く、見所は多数あるが、今回は鎌倉五山の御朱印を優先した。
円覚寺を出ると、円覚寺前の道を鎌倉方向へ歩く人の姿が目に付いた。明月院へ行くのだ。アジサイの季節である。
明月院は行列ができているだろうから、今回は避けた。今日、ほかの寺をまわった限りではアジサイはまだ開花が始まったところである。見頃になっていない。