三嶋大社を参拝する。三島駅から徒歩で10分ほど。旧東海道に面して鎮座する神社である。
三嶋大社については個人的な思い入れがある。父が三嶋大社の近くで生まれ育ったからである。父は11年前に死んだが、今でも夏越・年越の御祈祷は郵便で依頼している。
源頼朝は、韮山にある蛭ヶ小島に流されたが、三嶋大社とはさほど離れていず、源氏再興の祈願をしたことで名高い。結局、源氏は復興し、当然のことながら、源頼朝に厚く保護された。
北条氏の所領にも近く、来年の大河ドラマは北条氏を描くから、関連施設として賑わうことだろう。三嶋大社の中で、北条義時ゆかりの社というノボリを見た。
鳥居を通り、参道を歩く。両側が神池となっている。
重厚な総門。12月も20日を過ぎると、初詣モードである。初詣の準備も整いつつあった。
総門を通り、なお歩くと、神門があり、回廊で囲まれている。
正面に建物が見えるが、これは舞殿である。社殿は舞殿の背後にある。
社殿は重厚なもので、江戸時代末期に建てられたもの。
来年の正月はコロナがどうなるか、まだ不明である。初詣のつもりでお参りした。