佐竹寺を参拝後、西山荘(せいざんそう)に移動する。
西山荘は、徳川光圀の隠居所である。1691年から亡くなる1700年まで、ここで過ごした。徳川光圀は水戸黄門のモデルとして親しまれている。
土産物店の「桃源」から入り、7分ほど歩くと、西山荘の入口に着く。入園料は1200円である。高いなぁ。
西山荘を横目に見ながら、まず高台へ行く。
高台からは、西山荘の全体が眺められる。簡素さに驚く。西山御殿とも呼ばれているが、とても御殿には見えない。
高台を下りる。
西山荘には、池がある。
隠居所。豪農の家よりも簡素である。
葵のご紋が目に入る。
隠居後の徳川光圀は「大日本史」の編纂に務めたという。「大日本史」は幕末の尊皇原点になった。
ここに光圀が住んでいた期間は「花の元禄時代」に当たる。当時の世相には批判的だったと思われる。