相模十三社めぐり、石楯尾神社(名倉)を参拝したが、ついでに、藤川にある石楯尾神社まで足を伸ばす。こちらはタクシーを利用した。
延喜式内社というが、神名帳に記載された神社は、「国+郡+神社名」の形で記載されている。
相模國の場合、高座郡として6社記載されている。寒川神社、有鹿神社、石楯尾神社、宇都母知神社、大庭神社、深見神社である。現在の地図で云えば、藤沢から相模湖まで。広大で、記載された神社がどれに当たるかは確定できないものがある。資料が散逸したものもあり、神社が移動したものもある。合祀したものもある。
藤川の岩楯尾神社は、旧中山道の上野原宿を通り、北に向う。相模と甲斐の国境に鎮座する。
石標に延喜式内と記されている。
楼門らしきものがあるが、裏を見ると、物置場として使用されている。
社殿。無人であり、御朱印はない。
道路があるが、道の反対側は山梨県である。老人施設が多かった。
バス停があるが、運行本数は少ない。朝、夕の通学時間帯に運行される。地方バスは、こういう例が多い。
石楯尾は「いしだてお」と読むようだ。