おはようございます。トピアリー宮崎です。
今日の誕生花はクローブ(Clove丁子)。
そこでクリスマスポマンダーをご紹介。
ポマンダーという言葉はフランス語のpomme d’ambre「琥珀色のリンゴ」からきています。
宮廷の貴族や地位の高い役人は衆人看視の中を歩く際、「伝染性空気の予防」のために鼻のところにもってかいだもの(「ハーブ&スパイス」サラ―・ガーランド著、誠文堂新光社より)。
柑橘類のポマンダーは作るのが簡単で、ペストやその他の伝染病患者と接することがあった聖職者、医者、裁判官などが身に着けていました。
オレンジやライムに丁子を挿したものを粉末のシナモンに転がし、カッチカチになるまで乾燥したら出来上がり。
写真のクリスマスポマンダーは20年以上前につくったもの。
今もほのかに香っています。
▲伝染病予防とポマンダー(匂い玉)