おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
5月5日は「端午の節句」。
端午の端は、はじめという意味で月のはじめの午(うま)の日、つまり季節の変わり目に祝いをする日のことです。
また午は5のことで、月はじめの5日をいうという説もあります。
昔の中国では端午の日は野遊びをし、ヨモギで人形を作ったり、ショウブを入れた酒を飲み病気などの災難を祓う日でした。
これが日本に伝わり、日本固有の「さつきいみ」と一緒になったのだとされています。
「さつきいみ」とは大切な田植えの時期に心身を清めることです。
しかし「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることから、鎌倉時代ごろから男の子の節句とされ、甲胄・武者人形等を飾り、庭前に鯉のぼりを立てて男子の成長を祝うようになりました(『家庭行事なんでも辞典』とよた☆時著より)。
先日、アンパンマンミュージアム(高知県香美市)に立ち寄ったところ、隣接する「道の駅美良布」に大きな大漁旗(フラフ)がはためいていました。
フラフは「旗」を意味するオランダ語・英語が語源と言われ、大漁旗をイメージしてできたもの。
男児の健やかな成長を願って、端午の節句にこいのぼりと並んで立てられます。
物部川の恵みを生かした染物が盛んな香美市土佐山田の産業なのですね(高知市HP参考)。
知らないニッポン、まだまだあるなぁと思う静かな朝です
▲大きな大漁旗(フラフ)
at 「道の駅美良布」
▲アンパンマンのお友達がいっぱい!のお手洗い
at 「道の駅美良布」