人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

SCMGヘーゲンボルク・トリオ演奏会 ⇒ 6日後に延期 / ディアオ・イーナン監督「鵞鳥湖の夜」を観る 〜 自身にかけられた報奨金を妻子に残すべく画策する男の末路:早稲田松竹

2021年06月04日 07時02分15秒 | 日記

4日(金)。だいぶ暑くなってきたので、昨日朝、家を出る時に半袖にするか長袖にするか迷いました 短時間で長考のうえ長袖で出かけることにしました 山形県鶴岡市に単身赴任している息子に、池袋のSデパートの今半から「ステーキ&ひと口 ステーキ」セットを送りました🥩 毎日自炊している息子に、普段は食べないだろう一品を数か月に一度 送るようにしています その帰り、喫茶店に入って新聞を読んだのですが、寒いのです 陽気が暑いということに加え、現在はコロナ禍の関係で空調をきつ目に入れている店が多いので、なおさら寒いのです 半袖だったら風邪を引いていたことでしょう 朝の判断が正解だったことになります これは喫茶店に限らず、コンサート会場でも、映画館でも、寒く感じることが少なくありません 6月は衣替えの季節ですが、私はまだ長袖シャツをしまっていません

ということで、わが家に来てから今日で2337日目を迎え、香港で民主派団体が5月30日にリニューアルオープンしたばかりの天安門事件の記念館が2日、当局の指導で閉館したというニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     中国にとって「不都合な真実」は 無かったことにするのが 習近平政権の方針だよ

 

         

 

昨日、夕食に「ラタトゥイユ」と「キャベツの中華スープ」を作りました 「ラタトゥイユ」は数年前に息子が作ってくれて美味しかったので、真似をして作ってみたのが最初で、今回は3~4回目位の挑戦です 脇雅世先生のレシピですが、野菜によって火の通り方が異なるので、一口大に切ったズッキーニ、パプリカ、玉ねぎ、ナス、トマトを1種類ずつオリーブ油で炒めてから、ニンニク、ロリエ、塩小さじ3分の2を加えてじっくり煮込みました 手間がかかっただけあってとても美味しく出来ました

 

     

 

         

 

サントリーホールから、6月に「ブルーローズ」で開かれる「サントリーホール  チェンバーミュージック・ガーデン」のうち6月20日と21日の「ヘーデンボルク・トリオ ベートーヴェン&ブラームス」公演が、コロナ禍に係る入国制限措置の関係で従来の日程での開催ができなくなったため、それぞれ6日間ずらして開催することになったーという通知が届きました 20日公演は26日(土)14:30開演に、21日公演は27日(日)19:00開演に変更となるとしています 手元のチケットで入場できるとのこと。なお、払い戻しは6月4日から7月31日まで受け付けるとしています

はっきり言って、本当に迷惑な話です 私の場合は、すでに22日(火)19時開演の「キュッヒル・クァルテット」公演が25日(金)19時開演に変更されたことにより、同日は14時開演の「フォルテピアノ・カレイドスコープ」とハシゴになっています さらに今回の変更により、27日(日)は14時開演の「ガーデン・フィナーレ」公演とハシゴになってしまいます

せっかく、1日に2回以上コンサートが入らないように計画的にチケットを取っているのに、これでは台無しです 両公演とも、払い戻しを含めて慎重に検討したいと思います

 

     

 

         

 

早稲田松竹でディアオ・イーナン監督による2019年製作中国・フランス合作映画「鵞鳥湖の夜」(111分)を観ました

物語の舞台は2012年の中国南部。再開発から取り残された鵞鳥湖(がちょうこ)周辺の地域で、ギャングたちの縄張り争いが激化していた 刑務所を出て古巣のバイク窃盗団に戻ったチョウ(フー・ゴー)は、対立組織との抗争に巻き込まれ、逃走中に誤って警官を射殺してしまう 全国に指名手配されたチョウは、自身にかけられた報奨金30万元を妻子に残すべく画策する。そんな彼の前に、見知らぬ女アイアイ(グイ・ルンメイ)が妻の代理としてやってくる。鵞鳥湖の水辺で娼婦として生きる彼女と行動を共にするチョウだったが、警察や報奨金強奪を狙う窃盗団に追われ、後戻りできない袋小路へと追い詰められていく

 

     

 

「薄氷の殺人」で謎の未亡人ウーを演じたグイ・ルンメイが、この作品でもキーになる女性を演じています タバコを吸うシーンが多く出てきますが、娼婦であるアイアイの口癖は「お兄さん、火を貸して?」です この言葉から会話のきっかけを作り、相手との距離を縮めていきます

「それにしてもよく似ているなあ」と思うのは、チョウを演じたフー・ゴーが日本の俳優・阿部寛にソックリなのです

チョウは最後に警察に追い詰められた挙句、撃たれて命を落としますが、ラストシーンを見ると 報奨金は無事にアイアイが受け取り チョウの妻に渡されるようです 自分が死ぬのは計算外だったでしょうが、チョウの所期の目標は達成されたとみるべきでしょう

この映画の舞台は中国南部とされていますが、実際に撮影されたのは湖北省武漢市とのことです 武漢市といえば新型コロナウイルス発祥の地として世界中に名を轟かせましたが、撮影当時 そんなことは知る由もなかったでしょう

 

     


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新国立オペラ「カルメン」 ⇒ ... | トップ | 清水ハン栄治監督「トゥルー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事