錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

黒部源流の秘峰を巡る その6 雲海 鷲羽岳 2019回想

2022-09-18 | 北アルプス

2019年の記録

8/5 朝3時30分 三俣山荘を出発しました。

日の出時刻は5時頃

山頂に着く頃にご来光が拝める様にこの日の行程を立てました。

アルプスでは、暗いうちに出発するのは私にとっては鉄則

太陽は必ず上がってくる!だから安心感に包まれています。

ご来光はまさに希望の光を迎えに行く感じがします

鷲羽岳まで標高差400m少々

星が見えたり、ガスったりの繰り返し

いつの間にか雲の上の人になった。

 

右手には薄っすら槍が高く見えていました。

間違いなく雲海になる

振り返ると三俣蓮華岳・双六岳

ご覧の様に三俣山荘の建つ位置は稜線の最鞍部

雲の流れがもっとも出来る場所でもありますね

何万年もの間、雨風に削られて出来上がったアルプスの大地が観察できる

地理学の実践をしてる様です。

 

 

山頂はもう一息ですが

私には、もう一つ目的がありました。

 

鷲羽池です。

 

 

少し降って池越しの槍を撮りたかったのですが

標高を下げると雲海の中に入ってしまい

登り返します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鷲羽池は火口湖

12万年ほど前に噴火した跡だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜が明けました。

 

 

 

 

 

明日は、鷲羽岳山頂からご来光のひと時をお届けします。

 

 

明日につづく



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