を見に行ってきました。
藤城清治は昔から好きだったし、カレンダーも買った事がありますが
美術展にはまだ一度も行った事が無く、今回も行きたかったのですが
3月~5月にかけては何かと出費がかさんでしまって、諦めていました。
が、先週妹が個人的にその展覧会を見てきた後に
「行って来たら?」
と言って入場料と交通費を出してくれました!
今週で終わりなので、ギリギリセーフ!
妹の有難いおごりで行ってきました(苦笑)
原画を見るのは初めてでした。(レプリカもあったけど)
いわゆる黒い紙を使って形を切りぬくタイプの切り絵かと思っていたら
それだけじゃなかったんですね!
普通に白い紙も切っていて、切り抜くだけでなくて切ったものを何枚も
重ね貼りしたものも。
そして色はその上から着色してありました。
今は御年93歳ですが、圧倒的なデッサン力と制作意欲には脱帽です!!
なんだこのじいさん!!?って感じでした(苦笑)
今日見た作品もここ数年のわりと新しい物も多く、普通、美術家の作品
は晩年になって来るとタッチも変わってきたり、構図も単純になったりと
明らかに年齢による衰えを感じてしまうものですが、この藤城清治という
人はむしろ逆でした。
緻密な切り絵による影絵は全く衰えを感じさせず、むしろますます細かく
なってしかも今までになく大きな作品もあったりと、とにかく驚異的!!
口が悪いですが、本当にこれぞスーパーじじいです(苦笑)
今迄はこの人の作品をデザイン的な感じで見てきましたが、じっくりと
原画を見ていたら案外写実的なんですよね。
動植物も細かく描かれていて、それほどディフォルメされていない。
そして実際の鉛筆画でのデッサンなどを見たら、とにかく細部にまで
こだわって描かれています。
やっぱりデッサン力って大切なんだなとつくづく思いました。
あのピカソだってデッサンは緻密でしたからね~
是非図録が欲しかったですが、3千円!!高い!!(泣)
他にも色々欲しいものがありましたが、仕方なくポストカードを
数枚購入。
もっと時間をかけてゆっくり見たかったですが、母の昼ごはんのおかず
とか明日の夜のデザートアイスとか買い物を頼まれていたので
後ろ髪を引かれながら退館(母は水墨画教室にでかけてました)
海遊館のショップとか天保山マーケットプレースでもうろつきたかった
ですが、時間はもちろんのこと、財布の中身もスカスカなので真っ直ぐ
帰りました(苦笑)
帰宅したら、早目に帰っていた母が置手紙をしていました。
「地区の女性会があるので早めに帰宅して赤飯食べたからおかずは
もう買わなくていい」
アホーーー!遅いわ!せめてメールせぇよ!わざわざ買ってきたのに!
なんのために早目に切り上げたと思ってんだくそ~~~!!
自分は映画ばっか楽しんでるくせに、たまの私の楽しみの時間を
もて遊ぶなーーーー
大阪文化館ではもう3回ぐらい藤城清治展をやっているので、また
来たら今度こそゆっくり見に行くぞっ!!
癒されるわ~~・・・・・
【本日の夕食】
★カツオのたたき
★ナスと豚バラの煮物
★じゃがいもと玉ねぎと椎茸の味噌汁
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