教育が人間を創り未来を開く

2018年08月01日 16時25分21秒 | 社会・文化・政治・経済
誰にでも変革の波は起こせる

自己」の開発、つまり個人が自身の可能性を見つめ、開発していく教育。
誰もが社会の大切な一員であること、社会の中で、何らかの役割を果たす権利があることを自覚してもらう。
一人一人が、多様な他者と向き合う中で、人間としての人格を磨く。
そして、家庭や職場、地域といった社会で活躍していく機会を創出する。
人間は、自分を知ることで、本当の意味で自由になる。
自信をもち、可能性に目覚めた人間は、情報を得たり、教育を受ける機会を得る。
また、他者と協働していく。
それがやがて社会を変革しくことにつながる。

イギリス・北アイルランド アルスター大学・ポーリーン・マーフィー名誉教授

子育てはゆっくり楽しんで

2018年08月01日 15時49分25秒 | 社会・文化・政治・経済
育児漫画家 高野優さん

とうきょう子育てスイッチから引用
完璧なお母さんはいない。
育児漫画や講演会でお母さん達を応援。 育児漫画家 イラストレーター 高野優さん

女の妊娠・出産体験から「面白い、楽しい育児漫画」に取り組む

 実は私、子供がとても苦手でした。ところが妊娠したら自分の体の変化が面白くって、長女が生まれたら、毎日の成長に驚きの連続でした。生まれたばかりの赤ちゃんは、まつげがなくて、少しずつ伸びてくるのを見るのが、楽しくって仕方がない。
そんな妊娠、育児話を知り合いの編集者に話したら、その体験を育児漫画にしたらと勧められて、なんと20年後の今も描き続けています。
育児漫画を描き始めた時に決めたことは「育児の面白いこと、楽しいことを描く」こと。
育児は大変で辛いこともありますが、面白いことや、くすっと笑っちゃうこともありますよね。
お母さん達がお子さんのお昼寝時間に私の漫画を読んで、笑って、リフレッシュできたらいいなと、我が家の三姉妹のエピソードなどを描いています。
育児をして分かったことは「子供を枠にはめるのはナンセンス」なこと。
3姉妹は、一人ひとり個性が違います。季節に例えると、長女は夏、次女は冬、三女は真夏ですね。
長女は、家でも私より姉妹の面倒を見ていて、ガールスカウトのリーダーのようなタイプ。
東日本や熊本の震災時には援助活動に志願して行きました。
次女は、生まれつき筋力が弱くて、療育に通っていた時期もありました。
小さい頃からずっと保育士になりたいという夢を持っていて、高校卒業後は保育士の学校に行くことが決まりました。三女は、サッカー命の子で、女子サッカーのチームで汗を流しています。
目立ちたがり屋な面もあって、楽譜が読めないのに合唱コンクールで指揮者になりました。
三姉妹が通った保育園の先生と今も付き合いがありますが、先生に次女のことで相談した時に「遅いのも個性、泣くのも個性」と言ってくれたことが、私の支えになりました。
子供の個性を親が決めるのではなく、子供が持っている個性を伸ばしていく、見守ることが私の役目だと思います。


笑いと時にじんわりする時間 イラストを描きながらの講演会スタイル

 講演会で、全国各地の自治体、保育園、幼稚園、小学校などに伺いました。
絵を描きながらの講演会スタイルは、忙しい中、やりくりして来てくれたお母さん達に、楽しい時間を過ごして欲しいと思って試行錯誤しながら、はじめたものです。
乳幼児のお母さん向けの講演会には、できる限り託児をお願いしています。
それは私が2歳の元気な長女の育児でヘトヘトの時に託児付き講座に助けてもらったから。
託児をお願いしたお母さんには、子供のお迎え時には子供にありがとうと、託児者にお礼をと伝えています。
育児はひとりではできない、サポートの方がいてこそです。
ご自身のお子さんが大きくなったら、この体験を思い出して、次の世代にお返しできるといいですね。
「育児の冒険という川を共に渡っていた長女が、成人を迎えて、気が付くと巣立っていた。少し寂しいですね」

講演会をはじめてから、参加者から聞く育児の悩みベスト3はずっと変わりません。
1位はママ友との付き合い、2
位は兄弟関係、3位は子供にイライラしてしまうです。

 子供にイライラする自分を責めるお母さんも多いのですが、そもそもお母さんはイライラしちゃだめなのか?と私は思います。
イライラは押しつぶさなくていいんです。その気持ちをどうもっていくかを考えてみることをおすすめします。朝の登園で子供の準備が遅く「早くして」とイライラすることありますよね?想像して欲しいんですが、80センチの子どもが、約2倍の160センチの大人に見下げされて怒られることを。
私は、早く靴を履いて欲しい時、あえて子供に「ゆっくりでいいよ」と声をかけていました。大人と同じペースでできないのは当たり前。
焦らず、一つひとつやっていきましょう。

 皆さん学生時代どんなお子さんでしたか?成績優秀?運動神経抜群?全て完璧だったことはないですよね?でもお母さんになった瞬間から「完璧なお母さん」が求められることが本当に多いです。
「完璧なお母さん」はいません。
忘れ物したり、ミスしたりする等身大のお母さんでいいんですよ。


絵本『よっつめの約束』に込められた「泣いていいんだよ」

 絵本『よっつめの約束』は、父親が亡くなった子供達のことを描いた絵本です。
数年前に夫が病気で亡くなり、毎日泣いていました。
その後、東日本大震災が起こって、体育館に避難されている様子をテレビで見ました。
段ボールで仕切られた体育館で過ごす大人や子供達。
「家族や知り合いを亡くしているこの人たちは一体どこで泣いているんだろう?」と思うと「描きたい」気持ちが溢れてきて、絵本の企画を持ち込みました。
メッセージは「泣きたい時は、泣いていいんだよ」。
ご紹介もたくさんいただき、感謝しています。

 子育ても長女が20歳になり、次女、三女の成長もあり、育児はひとやま超えた感があります。
ベビーカーにたくさんの荷物を積んで公園に行ったこと、自転車に荷物と子供を乗せて買い物をしたこと、子供達からの抱っこ攻撃も懐かしい思い出になりました。
子供が小さくて大変だった時に手を差し伸べてくれた方のように、これからは、私がお返しする番です。
今のお母さんたちの精神的に負担になっている荷物を持てるようになりたいです。
よく言われますけど、小さい子供の育児は本当にあっという間です。
大変な毎日ですが、その時に味わえる子供との楽しい冒険をぜひ楽しんで欲しいです。

プロフィール

高野優さん
育児漫画家・イラストレーター。
長女の妊娠・出産をきっかけに育児漫画家として活躍。育児に関する講演会で全国を駆け巡る。著作は40冊以上。
「思春期ブギ」(ジャパンマシニスト社)、「よっつめの約束」(主婦の友社)など。2009年4月~2011年3月までNHK教育テレビ「となりの子育て」の司会。2015年ベストマザー賞受賞。大学・高校・中学生の三姉妹の母。


大人が絵本で癒されるのは何故でしょう?

2018年08月01日 15時39分35秒 | 医科・歯科・介護
絵本セラピスト協会

絵本は心と心を結ぶ架け橋
「絵本には、生きるうえで大切なことが書いてある」

ありのままを受け入れる。
同じ絵本でも、一人一人感じ方が随分違う。
「大人は文章の行間に、その人自身の経験や価値観、問題意識などを投影して読む」
価値観を超えて人がつながる。
大人は理解 子どもは絵本で体験
自分のために絵本を選んでみる。
絵本いは国境や文化、価値観を超える力がある。

大人が絵本を読む事の意味をお伝えし、受講して頂いたみなさんには「大人に絵本ひろめ隊®」の隊員になって頂きます。身近な人たちに絵本を伝えるための技術を学んだ仲間を増やし、大人も絵本を読むのがあたりまえの平和な社会を目指します。

大人が絵本で癒されるのは何故でしょう?
1冊の絵本を一人で楽しむだけでもOKです。
しかし絵本を組み合わせたプログラムをグループで楽しむと、相乗効果が発揮され、心の距離もぐっと近づきます。
絵本セラピー®の原理をしっかり学んだ「絵本セラピスト®」を育てます。

絵本の力を借りて、その人のありのままを自然に引き出す、大人のための「ふれあいと気づきのワークショップ」です。
選び抜かれた簡潔な言葉と感情に直接届く絵は、耳と目から感覚に働きかけます。
日頃、理論的・常識的な考え方を優先し、心で感じていることと外に表現する言葉があまり一致していない大人にとって、絵本セラピー®は感情と表現が一致することの心地よさを体験する事ができる場です。
この裏表のない自己表現体験を繰り返す事は、この上ない癒しにもなり、自らの気付きによって自分で解決に向かう、カウンセリングの理想的プロセスと同様の効果を表します。
ワークショップでは絵本を読んだ後、簡単な問いかけを行い、感じた事を分かち合う中で、今まで忘れていた気持ちや、自分とは異なる考え方に触れることができます。
一冊の絵本でも、百人集まれば百通りの受け取り方と気付きがあるのです。
※注1
「セラピー」を日本語に直すと「療法」となります。
「サイコセラピー」は本来、精神医学・心理学・社会福祉系で用いられる言葉であります。
「絵本セラピー®」という名称は「絵本を使った心理療法」と解釈されるので厳密には「絵本カウンセリング」という名称が適切かもしれません。
しかし、近年日本では「~セラピー」という言葉が一般名称に多く見られ「~療法」より軽い印象で使われています。
逆に「カウンセリング」の方が専門的な治療行為をイメージさせるようです。このような日本語での語感を考慮して「絵本カウンセリング」とせず「絵本セラピー®」という名称を使用する事にしました。
※「絵本セラピー®」は絵本セラピスト協会(岡田達信代表)の登録商標です。
  特許庁 商標登録証 登録第5768458号

村田「1軍で出来る状態」も…NPB復帰ならず

2018年08月01日 15時23分27秒 | 社会・文化・政治・経済
村田「1軍で出来る状態」も…NPB復帰ならず「残念」 松坂ら同級生にはエール
8/1(水) 12:00配信 スポーツニッポン
今シーズンいっぱいまでBC栃木でプレーすることを発表した村田修一 
 前巨人で独立リーグ、ルートインBCリーグ・栃木に所属する村田修一内野手(37)が1日、栃木県内のホテルで会見を開いた。前日7月31日をもって、プロ野球の今季中の新規契約が可能な期間が終了したが、12球団から声が掛からなかったことへの思いを語った。
村田は「若い選手とともに野球をすることで野球の素晴らしさ、NPBとの違いも感じることもできた」と語り、「若い選手は10月のドラフトまで諦める必要ありませんし、若い選手が1人でも多くNPBに入ることができることを願って、残りのシーズンをしっかりやっていきたい」と9月9日の最終戦・群馬戦(小山)まで全力プレーを約束した。
「コンディションはNPBの1軍でできるレベルまでは来ていると思います。そういう意味では残念ですけど、受け止めて前に進むしかない」と無念をにじませつつも、今季の残り試合については「野球の魅力はホームランなのかなと、思っています。息子たちが僕にホームランを打ってほしいと言うときはいい目標になりますし、1本でも多く残り試合でファンの方に見せることができれば、いい野球ができたと思えると思う」と笑顔を見せた。
また、今季復活を果たした松坂大輔など、同級生の“松坂世代”はNPBでも活躍を続けていることに話が及ぶと「高校野球で出会って20年になりますけど、大輔の背中を追いかけてずっとやってきました。同級生に引っ張られてここまで野球をやってきて幸せでした」とし、「1試合でも長く現役を続けて欲しいと願っています」とエールを送った。

元巨人・村田会見 今後は「しかるべきタイミングで考えたい」
8/1(水) 11:54配信 デイリースポーツ


会見したBC栃木・村田修一=栃木県・小山市
 元巨人でBCリーグ・栃木からNPB復帰を目指していた村田修一内野手(37)が1日、栃木市内で今後に関する会見を開いた。

 スーツ姿で壇上へ上がり、「昨年10月13日、巨人軍を自由契約になり、栃木でプレーをしてきました。NPB復帰を目指してがんばってきましたが、選手契約期間を過ぎて会見させていただきました」と報告。チームは後期リーグ戦の真っ最中のため、今季の残り期間も栃木の一員として試合出場を続けていく意思を示した。

 「NPBに帰るのは昨日が期限。今の正直な気持ちをお伝えしようと。家族とも話をして、今後の活動、選手としてのプレー、家族とともに、お誘いがなかったことを受け止めて、がんばっていきたい。来年についてはNPBを目指すのは今の段階では考えにくい。今後についてはしかるべきタイミングで考えたい」。

 さらに、「NPB復帰を目指して体の準備をしてきた。それを願ってやってきたが、叶わなかったのは事実。それを受け止めて進みたい。試合を重ねながら、NPBにアピールするという感じはなく、栃木のBCリーグファンのために試合に出続け、バットを振って、守備もやった」と振り返った。

 前日31日、NPBの補強期間が終了。村田の獲得意思を示す球団は現れず、目標としていた今季中のNPB復帰がなくなった。厳しい道を歩むことになったが、「自分の野球人生。選択してきたことに悔いはない」ときっぱり言い切った。

 昨季は巨人の正三塁手として活躍していたが、若返りを図るチームの方針で自由契約。新たな移籍先を模索したが、獲得する球団は現れず、今年3月に栃木入りした。栃木では格の違いを見せつけ、打率・352、9本塁打、44打点をマーク。29日の武蔵戦でも2安打を放つなど、最後までアピールを続けていた。

生命と生命は<感応>し合う

2018年08月01日 15時13分49秒 | 社会・文化・政治・経済
絶対に負けない。
自身の可能性を信じ、<諦めない>と奮起する。

何があろうと一喜一憂するのではなく、<生涯>という視野に立って、悠然と進む。

困難に直面した時、がむしゃらに<勝とう>とするよえい、<負けない>こと。
その生き方が、大切である。

生命と生命は<感応>し合うもの。
元気な人に会えば元気になるし、勇気の人と動けば勇気が湧き上がる。

負けないことが、勝つことだ。
何があっても前へ、どこまでも前へ。



暴力や脅迫で人をコントロールしようという意識

2018年08月01日 11時22分26秒 | 社会・文化・政治・経済
「しつけに暴力を使ってはいけない」という国民の意識改革を進めることだ。
しつけのつもりで子ども(幼児)に暴力暴力を振るう親がいる。
暴力や脅迫で人をコントロールしようという意識が世の中全体に残っていて、それが正しいと思っている人がいる。
日本大学アメフット部の問題は典型だ。
体罰は子ども(幼児)の心を傷つける。
脳の発達にも有害だることが科学的にも証明されている。
メンタル上の課題を持つ親による子育てだ。
「育児の意欲が失われる」「感情をコントロールできずに子どもの首を絞めてしまう」などだ。
また、貧困が親のストレスになって「子ども(幼児)に暴力を振るう」「適切な医療を受けさせられない」「夜に働かざるを得ないため子どもを家に残す」といって問題もある。
こうした親への支援策として可能性を感じるのが「子ども食堂」だ。
熱意ある地域の方々が関わり、親がいなくても、食事を提供し、勉強も教えている。
個人の善意に頼っているだけでは続かなくなる。
国や自治体が制度的、財政的に支援して、親の相談に乗ったり。
児童虐待防止は行政と専門家だけで対応する問題ではない。
一般市民ができる、一般市民でなければできないことがある。
虐待の無い社会をみんなで作ろうという運動をさらに広げる必要がある。
吉田恒雄児童虐待防止全国ネットワーク理事長

親が子ども(幼児)のレベルに下りられない

2018年08月01日 10時55分49秒 | 社会・文化・政治・経済
私が見てきた児童虐待のケースでは、ほぼ例外なく夫婦の平等性や、役割関係が崩れている。
例えば、母親が父親に服従するような夫婦関係になっていると、父親が子どもを虐待しても母親は止められない。
虐待につながる心理的な働きで一番大きいのは、親が子ども(幼児)のレベルに下りられないことだ。
「子どもが何をした場合に叱るか」は発達段階に応じて変わっていくものだ。
虐待する親は子どものレベルに下りることをせず、実態と全く違うところに子どもの理想的な行動を思い描いている。
だから、「赤ちゃんが夜泣きする」「2歳児が飲物をこぼす」と怒る。
「子どもは大人の思い通りになる生き物だ」という間違った前提で子育てを始めると、子どもの未熟さが怒りを生じあせる原因になる。
背景には、親自身の自信の無さがあることが多い。
親が自信を持てないのは、育った環境や、社会でどのように扱われてきたかの影響が大きい。
子どもの頃、「親に絶対服従を強いられてた」「学校でいじめられた」「負け組」意識を持って育つと、「もう負けるのは嫌だ」という気持ちが強くなる。
虐待対策として私たちが行っているのは、目の前にいる子どもの姿が「子どもとして、いかに当たり前の姿なのか」を親に根強く理解させることだ。
親がどのように育てられたのかも調べ、解決の糸口を探る。
地域社会や親族から孤立する家族を減らすことも必要だ。
玉井邦夫大正大学教授