陽性患者、転院先見つからず…呼吸不全で死亡

2020年12月16日 22時12分13秒 | 事件・事故

12/15(火) 6:48配信

読売新聞オンライン
 大阪府での病床の逼迫(ひっぱく)を受け、大阪民主医療機関連合会(大阪民医連)は14日、記者会見し、入院患者の感染判明後、転院先となる専用病床を持つ病院が見つかる前に死亡するケースがあったことを報告した。

 大阪市内のコロナ患者用の病床を持たない医療機関の病院長が報告。この病院では11月25日に発熱で入院した80歳代の男性患者が、同26日、コロナの陽性と判明。男性には基礎疾患があり、病院側は、コロナ患者の受け入れ先を調整する府の「入院フォローアップセンター」へ転院先を探すよう依頼をしたが、見つからないまま、同30日に呼吸不全で死亡した。

 病院長によると、院内の患者の感染が判明した場合、これまで1、2日間で専用の病床を持つ医療機関に転院できたが、「第3波」の現在は5~13日かかっているという。

 病院長は「コロナを受け入れていない病院は感染症に不慣れ。転院していれば命が助かったとは言い切れないが、より専門的な治療を受けられたのではないか」と話している。

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65億円損させられたDMM亀山会長が語る“テキーラ事件”光本勇介氏のこと

2020年12月16日 22時10分49秒 | 事件・事故

12/16(水) 16:12配信

文春オンライン

11月28日深夜、東京・恵比寿の会員制高級ラウンジで女性従業員(20)が急死する事故が発生。彼女は亡くなる直前、“テキーラゲーム”に参加していた。この宴席に同席していたのが実業家の光本勇介氏(38)。同氏の会社を買収するなどビジネスパートナーだったことのある「DMM」亀山敬司会長が、渦中の人物となった光本氏との関わりについて、「週刊文春」の取材に語った。

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 社会部記者が解説する。

「女性従業員の死亡を警視庁渋谷署は事故として処理しましたが、SNS上では光本氏がテキーラのイッキ飲みを煽っていたという話が拡散され、“テキーラ事件”として大炎上しています」

 光本氏は2004年に青山学院大を卒業後、外資系広告代理店を経て、08年にIT企業「ブラケット」社を設立。

「事業を立ち上げては売却することで財を成し、総資産は100億円とも言われている」(IT関係者)

 西麻布や六本木などでよく飲んでいたという光本氏に接客したことがある女性が明かす。

「彼はいつも『テキーラチャレンジ』といって、15分以内に一瓶飲み干せたら10万円払うゲームを女の子たちにさせていた。酔い潰れる姿を見て楽しんでいます。店もそのゲームについて良く思っていませんでしたが、光本さんは上客なので何も言えませんでした」

 そんな光本氏は2017年6月、「キャッシュ」というサービスを立ち上げる。

「スマホで売りたい物の写真を撮影してアップすると、即時に現金化できるといういわば“ネット質屋”です」(前出・IT関係者)

 この「キャッシュ」を運営する「株式会社バンク」の買収に動いたのが、動画配信サービスなどを手掛けるDMMである。同社関係者がこの“買収劇”の顛末について説明する。

「亀山敬司会長が決断し、バンク社の全株式を70億円で買収。完全子会社化しました。ところが買収後、キャッシュの事業内容は今後の拡大が難しく、法的なリスクも高いことがわかった。さらに光本氏が事業にやる気を見せなかった。業を煮やした亀山会長は約1年後、バンクの全株式を5億円という安値で光本氏に買い戻させ、MBO(経営陣による買収)をさせたのです。DMMが運転資金として貸し付けていた20億円は、光本氏がバンクを引き続き運営することを条件に5年間で返済させることになった。65億円も損をさせられた会長は怒り心頭でした」

 亀山会長に光本氏とのビジネスの経緯について話を聞いた。

 

 


コロナ患者の受け入れ拒否 旭川医科大学学長がクラスター発生病院に「なくなるしかない」と暴言音声

2020年12月16日 22時04分01秒 | 医科・歯科・介護

12/16(水) 16:12配信

文春オンライン

旭川医科大学病院 ©文藝春秋

 国内最大級のクラスター(感染集団)が複数の病院で発生し、自衛隊看護師が派遣されるなど医療崩壊の渦中にある北海道旭川市。北海道医師会は12月14日、記者会見を開き、独自の「医療緊急事態宣言」を発表した。旭川の医療崩壊のきっかけとなったのが、11月上旬から新型コロナウイルスのクラスターが発生し、現在までに患者や職員ら200人以上が感染した慶友会吉田病院。感染を封じ込められず、クラスターが発生してしまった同病院は、同じ市内にある国立旭川医科大学病院を名指しして、ホームページ上に、「感染患者の受け入れ拒否で転院が遅れた」などと批判(12月1日付け、現在は削除)し、波紋を呼んでいた。

【動画】吉田学長が病院幹部との会議で放った暴言音声を公開

 なぜ旭川医科大学病院は、コロナ患者の受け入れを拒否したのか。「週刊文春」が旭川医科大学病院の関係者に取材を重ねると、同大学の吉田晃敏学長(68)の意向だったことが分かった。足掛け14年にわたって大学トップに君臨し、大学病院に対しても強い影響力を持っている吉田学長が、「受け入れは許さない」などと病院長に言い渡し、クラスター発生の初期段階で受け入れを拒否させていた。

 今回「週刊文春」に証言したのは、旭川医大幹部のA氏。12月14日現在、吉田病院の職員・患者あわせて計200人超が感染し、死者は34人にものぼっているが、A氏は苦渋の表情でこう悔やんだ。

「他の病院は受け入れているのに旭川医大だけが(当初)受け入れを拒否した。あの時即対応できていれば、クラスターを早く終息させられた可能性があったのに……」

「週刊文春」では、11月17日に吉田学長と十数人の病院幹部らが集まった会議の場の音声を独自に入手。そこで、吉田学長はこう発言していた。

「コロナを完全になくすためにはあの病院(クラスターが発生した吉田病院のこと)が完全になくなるしかない、ということ」

「ここの旭川市の吉田病院があるということ自体が、ぐじゅぐじゅ、ぐじゅぐじゅとコロナをまき散らして」

「週刊文春」編集部の取材に対して、吉田学長は次のように回答した。

――会議で「コロナをなくすためにはあの病院がなくなるしかない」と発言をしたか?

「言うわけないだろ。いや、例えば言うとすると、なんか理由があるんですよ」

 コロナの感染拡大で医療従事者の負担が増す中、国立大学トップの言動が適切だったのか、論議を呼びそうだ。

 吉田学長を巡っては、近年、入学式や卒業式の遅刻、ドタキャンや、職員を集めた説明会での朦朧ぶりが問題視されていたことも新たに判明し、12月17日(木)発売の「週刊文春」では、吉田学長への直撃インタビューも含めて、旭川医科大学病院で何が起きているのかを詳報する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月24日号

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コロナ感染で本人不在 渡嘉敷奈緒美・厚生労働委員長が資金集めパーティーを開催

2020年12月16日 21時36分57秒 | 社会・文化・政治・経済

12/16(水) 16:12配信

文春オンライン

渡嘉敷奈緒美衆院議員 ©共同通信社

 12月14日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、12月28日から来年1月11日まで全国一斉に停止することが決まった政府の観光支援策「GoToトラベル」事業。翌15日昼、新型コロナウイルスに感染したとして入院していた自民党衆院議員の渡嘉敷奈緒美・厚生労働委員長(58)が都内のホテルで政治資金パーティーを開いていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

【画像】〈とかしきなおみ君を励ます会〉の看板

 渡嘉敷氏は2005年9月の衆院選で初当選した“小泉チルドレン”。2009年の選挙では落選したものの、2012年に再び当選。厚生労働大臣政務官に就任した。2015年には厚生労働副大臣に就任するなど、厚生労働畑を歩んできた。現在、当選4回。菅政権発足後の今年10月、厚生労働委員長に就任した。

「12月4日、渡嘉敷氏が新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。ただちに入院しましたが、自身のフェイスブックでは〈今のところ、症状は微熱と軽症の肺炎を起こしかけているとの事ですが、至って元気にしています〉などと記していた。無症状の場合、10日経てば退院も可能です」(政治部記者)

 問題のパーティーは、12月15日昼12時頃から、ホテルニューオータニ(東京・千代田区)の宴会場「鶴の間」(最大収容人数=立食で2500人)で開かれた。

 会場の入口には、〈衆議院 厚生労働委員長 とかしきなおみ君を励ます会〉の案内表示。さらに、「報道関係者様へ この先、立ち入り並びに撮影はご遠慮ください」と記された張り紙が貼られていた。

 田村憲久厚生労働相、茂木敏充外相、小泉進次郎環境相、下村博文政調会長、渡嘉敷氏が所属する平成研会長の竹下亘元総務会長らが顔を出した。

 出席者が明かす。

「会費は2万円で、ゲストスピーカーは、鈴木康裕前医務技監だった。会場内には菅義偉首相との2連ポスターが掲示され、豪華な和食弁当も振る舞われました」

本人不在の“励ます会”に党内の声は……
 ただ、〈とかしきなおみ君を励ます会〉だったものの、最後まで新型コロナウイルスに感染したばかりの渡嘉敷氏は会場に現れなかった。パーティーの冒頭、「このような会を開いてもらった平成研にいられることを、本当にありがたく思っています」という本人からのビデオメッセージが流れたという。

「現職大臣ならまだしも、議員本人不在で、政治資金パーティーを開催する例は珍しい。まして、このコロナ禍です。渡嘉敷氏はよほど資金集めをしたかったのでしょう。党内でも『そこまでやるか……』と冷ややかな声が上がっていました」(自民党関係者)

 渡嘉敷事務所からは期日までに回答がなかった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、GoToトラベルの全国での一斉停止が決まった直後に、厚生労働関係の立法を取り仕切る立場の厚生労働委員長が、政治資金パーティーを開催していたことは、大きな波紋を広げそうだ。

 12月17日(木)発売の「週刊文春」では、渡嘉敷氏の政治資金パーティー開催問題のほか、菅義偉首相がGoToトラベルを一時停止に踏み切った経緯、GoToトラベルと感染拡大の因果関係を示した複数の重要データ、菅首相が西村康稔経済再生相に水面下で出した“命令”、医療現場に政府の支援金が行き届かない実態などについて、5ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月24日号

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<なんのため>かが明らかにならなければ

2020年12月16日 19時44分59秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽人間が生きるということ自体が、人生そのものが戦い。
人間の幸福といっても、自分の臆病や怠惰などの弱さとの戦い、勝つことから始まる。
▽人間は、誰しも幸せになりたいと願っている。
しかし、人生にあって、予期せぬ病気や交通事故、自然災害など、自分の意志や努力だけではどうしょうもない事態に遭遇することがある。
そこに宿命という問題がある。
その不条理とも思える現実に直面した時、どう克服していけばいいのか。
生命力あふれた自分であれば、どんな試練にさらされても、負けることはない。
▽人は<なんのため>かが明らかにならなければ、本気になって力を注ぐことはできない。
皆が、なんのための運動か、なぜ、今、それを行うのかを、よく納得、理解するならば、自主的に行動を開始していくものだ。
そして、そこから、さまざな創意工夫も生まれていく。
それが、<現場の知恵>である。
知恵は知識を動かす力でもある。
▽意義、目的の理解と合意ができたならば、重要なのは目標の設定である。


【特集】家族を殺害された男性が始めたのは『元受刑者支援』...何度裏切られても“お前の親になる”

2020年12月16日 19時44分59秒 | 事件・事故

12/16(水) 16:37配信

MBSニュース

もし自分の大切な人を殺害されたら…。想像するだけでも辛いことですが、“事件で家族を失った”というある男性がとった行動は、「刑務所を出た人たちに、仕事や住む場所を提供し、社会復帰を支援する」というものでした。しかも、何度裏切られてもとことん寄り添う。そんな男性のもとにまた一人、青年が訪れました。

【映像】家族が殺害され8年が過ぎた頃に芽生えた思い

元受刑者を雇う男性

兵庫・加古川刑務所

カンサイ建装社長の草刈健太郎さん(47)。この日、兵庫・加古川刑務所から出所する一人の青年を迎えに来ました。服役を終えたばかりのカズヤさん(仮名・25)が出てきました。草刈さんが社長を務める塗装会社で働くことが決まっています。草刈さんはカズヤさんのような「元受刑者」を積極的に雇用しています。


元受刑者のカズヤさん(仮名)と草刈健太郎さん

 (草刈さん)「こんちわっす。」
(カズヤさん)「よろしくお願いします。」
 (草刈さん)「何食いたいの?」
(カズヤさん)「考えたんですけど…出てこないですね。」
 (草刈さん)「何も出てけえへんのか。」

カズヤさんは、地元・名古屋で覚醒剤などの薬物に手を染め、3年前に加古川刑務所に収監されました。

 (草刈さん)「3年間、“ホテル暮らし”でゆっくりしたんやから。その分、返していかなな。」
(カズヤさん)「はい。」

元受刑者 身分証も財布も無し…服役中に離婚

上司となる井上陽一さん、カズヤさん、草刈さん

まずは腹ごしらえと、刑務所を出たその足で大阪・ミナミへ。これから、カズヤさんの“上司”となる井上陽一さん(47)も一緒です。実は井上さんにも、かつて薬物に手を染め、逮捕された過去があります。出所後、草刈さんのサポートで、社会復帰を果たしました。

 (井上さん)「身分証明書は何を持っているの?」
(カズヤさん)「何もないです。送っちゃっているんで、元奥さんに。だから手ぶらですね。財布も何も無い状態なんで。」


MBSニュース

薬物依存の元受刑者が、再び過ちを犯す光景をこれまで何度も目の当たりにしてきた草刈さん。そうした経験から、カズヤさんを支援団体へと繋ぐ準備も進めてきました。しかし…

 (草刈さん)「薬関係不安や言うてたからな、大阪で“自助グループ”みたいなのあるから。そういうのに興味あるか?」
(カズヤさん)「そういうところに行ったら…行った方がいいかなと思ったんですけど、逆に“やめられない人”がいっぱいいるわけじゃないですか。それで、薬、薬、薬…という話ばかりになったら、逆にやりたくなっちゃうのかな。」
 (草刈さん)「あー…。」

カズヤさんは2020年1月、服役中に離婚しました。3歳と6歳の子どもがいて、2人の親権は元妻が持っています。

(元受刑者 カズヤさん)
「(2人の子どもたちは)絶対に寂しい思いをしていますし、そういう面では本当に申し訳ないなという気持ちはありますね。下の子なんて僕のことを覚えていないんで、小さい時に捕まっているんで。生まれて1か月以内に判決が出て“中”に入っているんで。」


無償で提供されている草刈さんの会社の寮

草刈さんの会社では、身寄りのない元受刑者のため、大阪市都島区で4DKのマンションの一室を寮として無償で提供しています。寮長は井上さんで、ほかに元受刑者が一人。カズヤさんも入寮し、ここから“再出発”します。

「お前は更生なんかしてないねん」

カズヤさんの歓迎会

夕食は、カズヤさんを囲み、歓迎会となりました。

 (草刈さん)「まあ、座りいな。」
(カズヤさん)「はい、失礼します。」

緊張するカズヤさんに、草刈さんが寄り添います。

 (草刈さん)「遠慮せんと。」
(カズヤさん)「はい、いただきます。」
 (草刈さん)「肩の力抜け!仲間やねんから。仲間やねんから。もう関係ない。」
(カズヤさん)「自分の家族より“ファミリー”に接してくれて、うれしいです。」

『親代わりだと思ってほしい』だからこそ、言っておきたいことがありました。


MBSニュース

(草刈さん)「お前、この前言うたよな?『自助団体に行くと、また(薬物を)やりたくなる』って。思った時点で、お前は更生なんかしてないねん。わかる?子どももいて、家族もいて、きょう会いに行って。でも“またやりたくなるかもわからへん”と言った時点でお前の負け。」
(カズヤさん)「はい。わかりました。」

これまで30人以上の元受刑者を雇ってきた草刈さん。更生を約束しながら、途中で逃げ出し、行方がわからなくなったケースも少なくありません。カズヤさんにはまず、自分を見つめることから始めて欲しかったのです。

 (草刈さん)「きょうは厳しいこと言うけど、明日からはゆっくり、徐々に。」
(カズヤさん)「はい。」

罪を犯した人たちと、とことん向き合う草刈さん。その“きっかけとなった日”が今年もやってきました。

「更生は難しい部分ある」妹を殺害され…8年越しに芽生えた思い

妹の墓参りをする草刈さん

12月1日、草刈さんは大阪府岸和田市にある墓地を訪れていました。墓に眠るのは、妹の福子さん(当時25)。ちょうど15年前のこの日、ロサンゼルスでアメリカ人の夫にナイフで刺され、殺害されました。


草刈さんの妹・福子さん(当時25)

(草刈健太郎さん)
「ほんまに、“どないやって殺したろかな”と、そんなことばっかり考えていましたね。」

家族の命を奪った加害者への憎しみは、今なお消えません。しかし、福子さんの死から8年が過ぎた頃、ある思いが芽生えます。

(草刈健太郎さん)
「更生というのは、やっぱりちょっと難しい部分がある。でもそれを見捨てちゃうと、また悪いことするし。被害者が出る。」

刑務所でも支援活動

加古川刑務所での支援活動

草刈さんは、家族を殺害された経験がありながら、犯した人たちを支援する活動を始めたのです。11月30日、草刈さんは加古川刑務所を訪れ、受刑者の前で話していました。

(受刑者の前で話す草刈さん)
「せっかくですから、この機会を利用して、何とか就職に繋げていただきたいなという気持ちがあります。」


受刑者らへの技能実習

草刈さんはこの日、加古川刑務所で出所を控えた受刑者らに技能実習を行いました。知識を身につけてもらい、その後の人生が少しでも円滑に進むように、受刑者らが自信を持てるように、背中を押します。

(草刈さん)「まあまあすごいな、自分。」
 (受刑者)「まじっすか。」

出所後の就職先が決まっていないと、その場で声をかけることも。

(草刈さん)「不安ですか?やっぱり外出て。」
 (受刑者)「不安もありますね、やっぱり。」
(草刈さん)「何やりたいの?」
 (受刑者)「塗装業です。」
(草刈さん)「経験年数あるよね?」
 (受刑者)「あります。」
(草刈さん)「何年くらい?」
 (受刑者)「10年ちょっと…。」
(草刈さん)「来たらええやんか、うち。」

草刈さんの思い「更生の一つに繋がったら」

草刈健太郎さん

活動を続ける中で、刑務所に収監される人の6割近くが“再犯者”であると知りました。草刈さんは、出所後の『受け皿』を作ることが、結果的に妹や自分のような被害者を再び生み出さないことに繋がると考えています。

(草刈健太郎さん)
「いろんなノウハウが自分の中に貯まってきたので、対応の仕方もわかってきたので。1人でも多くに伝えて、何年越しになるかわからないけれど、それが彼らの更生の一つに繋がったらええかなぁと思っている。まあでも、しんどいな。しんどい。ははは。」出所して2週間、カズヤさんは一歩ずつ踏みしめるように前へと進んでいました。

(元受刑者 カズヤさん)
「本当、覚えることだらけで。プレッシャーにはなる、ちょっと。『どこまでこいつやるのかな』というのは見てると思うので。この2~3か月で立て直して、そこからじゃないかな、とは思ってるんですけど。」

これからが2人の正念場です。


MBSニュース

 (草刈さん)「真面目に精神が持てば、ええ職人になるんちゃいますか。勢いあるし。パンクせんようにな!」
(カズヤさん)「はい!」

(12月15日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『特集』より)

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自分の可能性を信じて活動していくことだ

2020年12月16日 19時38分59秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽うまくいったことは3日たつと忘れる。失敗が人間を作る。
▽高齢になっても若々しい人は「よく動く」「よく食べる」「好奇心を持っている」
「自分流」を大切にしている。医師・作家の鎌田實さんの言葉
▽コロナ禍で社会に不安が広がっているが、変えられない現実はないと確信したい。
▽どこまでも自分の可能性を信じて活動していくことだ。
▽困難との戦いは、全て自身の境涯を変革するためのものになる。
▽何事も受け身で、人に言われて動いていれば、つまらないし、勢いも出ない。
自ら勇んで行動していく。
生命は燃え上がり、歓喜がみなぎる。
能動か受動かにとって、心の燃焼度、充実度は、全く異なる。
▽何があっても逃げずに、全てをやり切っていくのだ。
それによって自分を磨き、力をつけ、成長していくことができる。


輪子の発想は非凡なのに

2020年12月16日 12時29分55秒 | 未来予測研究会の掲示板

川崎競輪 2020年12月15日 

番手差し

S級準決勝

予想担当記者:赤競 細川 和輝並び提供:赤競







選手名
府県/年齢/期別


ギヤ
倍数
直近4ヶ月の成績
競走得点 S B 1
2
3


2連
対率
3連
対率
×   12 1 1 門田 凌
愛 媛/26/111
S2 3.92 102.51 3 9 3 7 5 0 13 2 1 15 41.9 48.3 51.6
  13 2 2 蒔田 英彦
千 葉/37/93
S2 3.92 102.48 1 16 6 2 0 1 3 6 5 11 12.0 36.0 56.0
  17 3 3 片折 亮太
埼 玉/33/92
S2 3.92 99.16 7 9 3 2 1 0 5 1 3 17 19.2 23.0 34.6
  17 4 4 杉山 悠也
秋 田/37/89
S2 3.93 103.84 5 0 0 0 4 1 3 2 3 6 21.4 35.7 57.1
  14 5 5 岡村 潤
静 岡/39/86
S1 3.92 109.55 3 1 0 0 3 2 3 2 6 18 10.3 17.2 37.9
    21 6 6 磯田 旭
栃 木/31/96
S2 3.92 98.38 0 0 0 1 3 1 1 4 6 15 3.8 19.2 42.3
    20 7 岡部 芳幸
福 島/50/66
S2 3.93 101.11 0 0 0 0 8 0 5 3 3 15 19.2 30.7 42.3
【誘導員】巴 直也 A1

 


パレスチナ難民の状況

2020年12月16日 12時29分55秒 | 社会・文化・政治・経済
 パレスチナ問題とは 
 
世界の難民、5人に1人がパレスチナ難民
 
1948年、イスラエルの建国宣言を受けて第1次中東戦争が勃発しました。
200以上の村が破壊され、70万人以上のパレスチナ人が故郷と家を失いました。
これを、パレスチナでは「ナクバ」(破局)と呼んでいます。周辺諸国に逃れたパレスチナの人々は、以来「故郷への帰還」を切望しながら、70年にわたり難民として生活してきました。
当初70万人だった難民は、避難先で三世代、四世代目となり、今や約560万人に達して世界で最も大きな難民グループとなっています。UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)が発表している世界の難民総数およそ2,590万人に照らすと、実に5人に1人がパレスチナ難民です。
 
国連とパレスチナ難民
パレスチナ難民は、1947年の「国連パレスチナ分割決議」に端を発して生まれました。
一般的に世界の難民はUNHCRの管理下にありますが、パレスチナ難民の発生はUNHCRができるよりも前になるため、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の管理下におかれています。
また「国連難民条約」の適用も受けられないため「保護」されることが少なく、軍事的な脅威にもさらされやすいと言えます。
国連総会は1948年に、「故郷に帰還を希望する難民は可能な限り速やかに帰還を許す、そう望まない難民は損失に対する補償を行う」とする決議194号を可決しています。
しかしイスラエル側は社会的・政治的不安定を招くとして、一貫してこれを否認しており、これまでに故郷に戻れたパレスチナ難民はほとんどいません。
 
各国での生活
周辺国に逃れたパレスチナ難民の多くは、無国籍の状態で、難民キャンプで暮らしています。
当初、一時的なものとして造られた簡易な難民キャンプの住まいは、無理な建て増しと老朽化で劣悪な環境になっています。また、人口密度が高く、電気や上下水道などのインフラも不十分です。
国によって異なりますが、難民は貧困や差別だけでなく、市民権を得られなかったり就業制限を課されるなど、様々な規制を受けながら生活しています。義務教育と一次医療は国連が提供していますが、予算は年々縮小し、支援が行き届かない状況になっています。
 
レバノンのパレスチナ難民
 
(左:電線と配水管が絡み合う難民キャンプ内の通り
右:かろうじて日光が届く場所で物干し)
レバノンのパレスチナ難民キャンプは、70年前に作られた当時にタイムスリップしたような、陽も差さず密集した場所です。頭上には盗電の電線が蜘蛛の糸のようにめぐらされ、足元には下水が流れ、毎年多くの感電死亡事故が起こっています。キャンプの出入りには軍隊の許可が必要です。
レバノンに逃れたパレスチナ難民は、他国に比べても特に過酷な生活を強いられてきました。
貧困や差別だけでなく、市民権を持てないため教育や保健へのアクセスもなく、厳しい就労制限が課せられています。パスポートも持てず、不動産の所有も認められていません。レバノンに帰化することも、第三国に移住することも難しいのです。また、たび重なる戦火と虐殺事件にも見舞われています。
 
瓦礫となった難民キャンプ
1975年から15年続いたレバノンの内戦も、パレスチナ難民に大きな災禍をもたらしました。内戦に巻き込まれた犠牲者の他、1982年にはイスラエル軍のレバノン侵攻があり、ベイルートの難民キャンプでパレスチナ人・レバノン人千人以上が殺害されるなど、合計2万人以上の犠牲者が出ました。その後も難民キャンプの包囲などが起き、"パレスチナ人"というだけで多くの市民が殺害されました。
2007年には、北部のナハルエルバレド難民キャンプに住み着いたイスラム武装グループが、レバノン軍と3か月間にわたる戦闘を行いました。キャンプは瓦礫となり、4万人の住民が家財、仕事、思い出など一切を失いました。
レバノン国内ではこれまでに3ヵ所の難民キャンプが廃墟となり、1ヵ所が居住できない状態となって放棄されています。
 
レバノンでの支援活動を見る
 
"二重難民"となったシリアのパレスチナ難民
 
(シリアからレバノンに避難し、二重難民となったパレスチナ人家族。奥の老人はパレスチナ生まれ)
2011年以降、内戦状態のシリアから隣国レバノンに多数の難民が流入しています。その中には、かつてパレスチナからシリアに逃れ、再びシリアの戦火からレバノンに逃れた多数のパレスチナ人がいます。
「二重難民」となったパレスチナ人は、同じシリアからの難民であっても、シリア人とは扱いが異なり、国境の通過を制限されて家族が離散したり、滞在許可が取れないなど、更なる苦境に立たされています。
国連の調査によると、シリアから逃れてきたパレスチナ難民世帯の45%が1日1食で暮らし、91%の子どもが必要な栄養を摂取できていない状態にあります。
 
 
シリア難民支援の活動を見る
 
ホーム > 私たちの取り組み > シリア難民支援(レバノン)
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シリアでは国内人口の約半数近くの620万人(内250万人は子ども)が避難を余儀なくされ、670万人に上る人々が国外に逃れ難民になっています。
また難民となった人々の中には、シリアで生活していたパレスチナ難民も含まれています。
かつてパレスチナの故郷を追われ、今またシリアから逃れて"二重難民"となったパレスチナ人は、シリア人と扱いが異なり、滞在許可が取れない、緊急支援が少ないなど更なる苦境に立たされています。
 
シリア難民の概況をもっと詳しく見る
 
レバノンでの活動概要
時期 2012年10月~実施中
地域 レバノン(2013年4月~実施中)、ヨルダン(2013年3月まで)
Map
(2013年以降、ヨルダンから、難民の流入数が多いレバノンに活動拠点を移しました。)
レバノンは、今や国内の3人に1人が難民という状態になっています。シリアから避難してきた人々は、安い住居を求めてパレスチナ難民キャンプとその周辺に集まっています。建設から70年近く経過して劣悪な環境下にあった難民キャンプは、新たな難民の流入で飽和状態を越え、人々の生活環境は更に悪化の一途を辿っています。
 
元から難民キャンプに住んでいた人々と新たに流入してきた人々の間であつれきが起こらないよう配慮しながら、シリア人・パレスチナ人を問わず、緊急支援から中期的な支援まで、以下のような幅広い分野で活動を行っています。
 
- 生活物資や食糧の配布と、継続した家庭訪問によるセイフティネットの提供
- 幼稚園・学童クラブ・補習クラスへの子どもたちの受け入れ~安全な居場所の提供と心理サポート
- 幼稚園・補習クラスでの給食提供
- 子ども歯科、精神科・臨床心理、産婦人科などの医療支援
- 母親・女性向けのワークショップ、育児支援・おむつなど育児用品の配布
- 暖房用の燃料、防寒着の配布
- 地元NGO等の受入れコミュニティの強化
 
 
シリア難民の少女シードラちゃん
6歳半のシードラちゃんは、出会った時、シリアで負った大けがでまっすぐ歩く事ができませんでした。友達もなく、満足な治療も受けられないまま家にこもっていました。
 
あるシリア人の体験
ヨルダンで現地スタッフとして働いてくれたアハメドさんは、地中海を渡る「死の船」に乗り、壮絶な数日間を過ごしました。
現地の声
 
「シリアのアレッポから3人の子どもを連れてレバノンに逃げてきました、夫はその5日後にシリアで爆撃を受けて亡くなりました。それ以来どこにも出かけていません。年老いた母と全盲の父もいます。収入を得るすべがないため支援がなければ生活できません」(アマルさん、33歳/バダウィ)
「夫はシリアで殺されました。9人の子どもを連れて、1年2ヵ月前にアイネヘルウェキャンプにやってきました。トラウマがひどいこの子の状況がカウンセリングで良くなることを願っています」(カウンセリングを受診した子ども(6歳)の母親)
「1月にシリアから逃げてきたの。家族は入国できなくてシリアに残ったままです。お父さんは行方がわかりません。シリアでは毎週末にピクニックを楽しみました。学童クラブの遠足ではシリアの時みたいに川で遊べて本当に嬉しかった。早く家族に会いたい」(リアファさん、14歳/ブルジシェマリ)
教育・心理サポート、子ども歯科
パレスチナ難民支援として従来からレバノンで行っていました。今はシリア人の子どもたちも一緒に支援しています。
 
教育・心理サポート、子ども歯科を詳しく見る
 
シリア難民支援
ヨルダンでの活動
子どもの居場所作りと女性の出産・育児支援を中心に行いました。帝王切開で100人の赤ちゃんが生まれました。
 
ヨルダンでの活動
ホーム > 私たちの取り組み > シリア難民支援(レバノン) > ヨルダンでの活動
2012年10月~2013年3月まで、シリア難民の支援をヨルダンで行いました。2013年4月以降は、シリア難民の流入数が圧倒的に多いレバノンに拠点を移し活動を継続しています。
 
活動概要
物資配布
シリア国境に近いKAPキャンプと首都アンマンで、約1,700世帯(約1万人)に、防寒着、靴、ストーブ、毛布、生理用品や紙おむつなどを配布しました。
 
子ども支援
KAPキャンプ、ラムサ市(国境から5km)、アンマンで3,000人の子どもに居場所を提供、遊びやスポーツ、遠足などを通じた心理サポートを実施しました。
 
女性支援
500人の母親を対象にKAPキャンプでワークショップを開催しました。その結果、ストレスの軽減や家族関係の改善が見られました。
 
医療支援
アンマン市内にある産科病院に医薬品を提供しました。また、100人のシリア難民の赤ちゃんが帝王切開手術により無事誕生しました。
 
安全な居場所で遊ぶ子供たち
(仮設テント内に設けた安全な居場所で遊ぶ子どもたち)
現地報告
シリア避難民支援事業 [サラーム No.96 2013.6.8] (PDF 2.91MB)
「ありがとう」の言葉から子どもたちの行動が劇的に変わっていきました。
シリア避難民支援活動 [サラーム No.95 2013.3.9] (PDF 0.93MB)
国境周辺の難民キャンプ、アンマン市内で、物資配布、医療支援、子どもクラブなどの支援を行いました。
 
特定非営利活動法人(認定NPO)パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)
 
私たちの使命、目的、行動指針を見る
 
沿革
1986年 団体設立
1999年 特定非営利活動法人(東京都認証)
2010年 認定NPO法人取得(国税庁認定)
2014年 認定NPO法人取得(東京都認定)
役員
代表理事:北林 岳彦
事務局長:田中 好子

循環器病 対策強化を

2020年12月16日 11時58分54秒 | 医科・歯科・介護

1.はじめに
2 循環器病1は、我が国の主要な死亡原因である。2018(平成 30)年の人口動態
3 統計によると、心疾患は死亡原因の第2位、脳血管疾患は第4位であり、両者を
4 合わせると、悪性新生物(がん)に次ぐ死亡原因となっており、年間 31 万人以
5 上の国民が亡くなっている。
6
7 令和元年版「救急・救助の現況」(総務省消防庁)によると、平成 30 年中の救
8 急自動車による救急出動件数のうち、最も多い事故種別は急病(全体の 65.0%)
9 である。急病の疾病分類では、脳疾患及び心疾患等を含む循環器系が多く、全体
10 の 15.7%を占め、特に高齢者ではその割合が高い。さらに、急病の傷病程度別
11 の搬送人数について、その疾病分類を分析すると、死亡及び重症(長期入院)に
12 おいて、脳疾患や心疾患等が占める割合が高い。また、循環器系の疾患は加齢と
13 ともに患者数が増えていく傾向にある2ことに鑑みれば、高齢者人口がピークを
14 迎える 2040 年頃の我が国を展望すると、より一層の対策が必要である。
15
16 さらに、2016(平成 28)年の国民生活基礎調査によると、介護が必要となっ
17 た主な原因に占める割合は、脳血管疾患が 16.6%、心疾患が 4.6%であり、両者
18 を合わせると 21.2%と最多である。
19
20 また、平成 29 年度版国民医療費の概況によると、平成 29 年度の傷病分類別
21 医科診療医療費 30 兆 8,335 億円のうち、循環器系の疾患が占める割合は、6兆
22 782 億円(19.7%)と最多である3。
23
24 このように、循環器病は国民の生命や健康に重大な影響を及ぼす疾患である
25 とともに、社会全体に大きな影響を与える疾患である。
26
27 こうした現状に鑑み、健康寿命の延伸等を図り、あわせて医療及び介護に係る
28 負担の軽減に資するため、予防や医療及び福祉に係るサービスの在り方を含め
29 た幅広い循環器病対策を総合的かつ計画的に推進することを目的として、健康

1 健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基
本法(平成 30 年法律第 105 号)では、脳卒中、心臓病その他の循環器病を「循環器病」
としているところ、同法に基づき策定する本計画についても同様とする。
2 平成 29 年「患者調査」上巻第 61 表より、心疾患では年齢階級 75~79 歳まで、脳血管疾
患では年齢階級 80~84 歳まで患者数の増加傾向がみられる。
3 平成 29 年度「国民医療費」
2
1 寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関す
2 る基本法(平成 30 年法律第 105 号。以下「法」という。)が平成 30 年 12 月に成
3 立し、令和元年 12 月に施行された。
4
5 本循環器病対策推進基本計画(以下「基本計画」という。)は、法第9条第1
6 項の規定に基づき策定されるものであり、国の循環器病対策の基本的な方向に
7 ついて明らかにするものである。
8 同条第7項において、政府は、循環器病の予防並びに循環器病患者等に対する
9 保健、医療及び福祉に係るサービスの提供に関する状況の変化、循環器病に関す
10 る研究の進展等を勘案し、並びに循環器病対策の効果に関する評価を踏まえ、少
11 なくとも6年ごとに、基本計画に検討を加え、必要があると認めるときには、こ
12 れを変更しなければならないこととされている。他方で、基本計画を基本として
13 作成される都道府県循環器病対策推進計画(以下「都道府県計画」という。)は、
14 同法第 11 条第3項の規定に基づき、医療法(昭和 23 年法律第 205 号)第 30 条
15 の4第1項に規定する医療計画(以下「医療計画」という。)や介護保険法(平
16 成9年法律第 123 号)第 118 条第1項に規定する都道府県介護保険事業支援計
17 画(以下「都道府県介護保険事業支援計画」という。)等の関係する諸計画との
18 調和が保たれたものとする必要がある。
19 これらを踏まえ、今回策定する計画の実行期間については、令和2(2020)年
20 度から令和4(2022)年度までの3年程度を1つの目安として定める。なお、関
21 係する諸計画との調和が保たれたものとするという趣旨に鑑みれば、今般策定
22 する基本計画の実行期間後である令和5年度以降の基本計画の実行期間は現時
23 点においては6年程度を1つの目安として定めることが望ましいと考える。
24
25 今後は、基本計画に基づき、国・地方公共団体・医療保険者が連携して、保健、
26 医療又は福祉の業務に従事する者の意見を踏まえつつ、国民と一体となって取
27 組を進めていくことが必要である。

1 2.循環器病の特徴並びに循環器病対策に係るこれまでの取組及び課題
2
3 (循環器病の特徴)
4 循環器病は、1で述べたとおり加齢とともに患者数が増えていく傾向にあり、
5 悪性新生物(がん)と比べても循環器病の患者の年齢層が高い4ことが知られて
6 いるが、他方で、乳幼児期、青壮年期、高齢期のいずれの世代でも発症するもの
7 でもあり、就労世代の患者数も一定程度存在することにも留意が必要である。こ
8 のように幅広い年代に患者が存在することから、ライフステージ5にあった対策
9 を考えていくことも求められる。
10
11 循環器病対策を総合的かつ計画的に進めるに当たっては、循環器病の特徴を
12 踏まえた取組を進めることが重要であり、まずは、この特徴を関係者等が適切に
13 理解することが肝要である。
14
15 循環器病の多くは、運動不足、不適切な食生活、喫煙等の生活習慣や肥満等の
16 健康状態に端を発して発症するものであり、その経過は、生活習慣病の予備群、
17 生活習慣病発症、重症化・合併症発症、生活機能の低下・要介護状態へと進行し
18 ていく。ただし、これらの経過のうち、いずれの段階においても、生活習慣の改
19 善によって予防・進行抑制が可能であるという側面もある。
20
21 また、循環器病は、急激に発症し、数分から数時間の単位で生命に関わる重大
22 な事態に陥り、突然死に至ることがある。しかし、発症後早急に適切な治療を行
23 うことが出来れば、後遺症を含めた予後を改善することができる可能性がある。
24
25 回復期及び慢性期には、急性期に生じた障害が後遺症として残る可能性があ
26 るとともに、症状の重篤化や急激な悪化が複数回生じる危険性を常に抱えてい
27 るなど再発や増悪を来しやすいといった特徴がある。また、脳血管疾患と心疾患
28 の両方に罹患することもある等、発症から数十年間の経過の中で病状が多様に
29 変化することも特徴の一つといえる。

1
2 さらに、現時点の知見では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスク因子と
3 して、高齢者、基礎疾患(心血管疾患、糖尿病、慢性呼吸器疾患など)が指摘さ
4 れており、さらに、新型コロナウイルス感染症の合併症として、血栓症を合併す
5 る可能性が指摘されている6。
6
7 (これまでの取組)
8 このように、循環器病は、患者ごとの特徴に応じて多様な対策を講じる必要性
9 が高い疾患だが、これまでも我が国は、循環器病に係る予防から医療及び福祉に
10 係るサービスまで幅広い対策を進めてきた。
11
12 例えば、循環器病の予防や循環器病に関する知識の普及啓発については、「二
13 十一世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本 21(第二次))」を推進
14 するものとして健康増進法に基づく基本方針等に基づき、生活習慣病予防など
15 ライフステージに応じた健康づくりを、地域や職場と連携して推進してきた。
16
17 保健、医療及び福祉に係るサービスについては、重症や重篤な救急患者を 24
18 時間受け入れる体制の確保や救急搬送の円滑な受入の推進等、救急医療体制の
19 整備を総合的に進めてきた。また、高齢者が可能な限り、住み慣れた地域で自分
20 らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住
21 まい・生活支援が包括的に提供される体制(地域包括ケアシステム)の構築を進
22 めている。また、循環器病患者が地域で安心して暮らせるよう就労支援等に取り
23 組んできた。
24
25 循環器病の研究については、厚生労働省、文部科学省及び経済産業省が連携し
26 て、循環器病の病態解明や個人の発症リスク評価、新たな予防法、診断技術、治
27 療法の開発等の研究に取り組んできた。
28
29 このような取組を進める中で、健康寿命は、着実に延伸しており、2016(平成
30 28)年では、男性 72.14 年、女性 74.79 年となっている。2010(平成 22)年と
31 比較して、男性で 1.72 年、女性で 1.17 年増加しており、同期間の平均寿命の増
32 加分を上回る健康寿命の延伸を達成しているほか、健康寿命の地域間格差も縮
33 小している。

 

 

 

 


元刑務官「心臓がどくんと動いていた」 死刑制度考える

2020年12月16日 11時58分54秒 | 事件・事故

聞き手・阿部峻介 酒本友紀子 2018年8月26日 8時02分朝日新聞

オウム真理教元幹部13人の死刑が7月に執行されました。

「世論の多数が極めて悪質・凶悪な犯罪について、死刑はやむを得ないと考えている」と上川陽子法相が会見で述べたように、世論調査では容認が多数を占めます。

一方、公権力が人の命を奪う「究極の刑罰」だけに慎重論も根強くあります。情報公開のあり方を含め、みなさんと考えます。

【アンケート】死刑、どう考える?
人を殺す 立ち会いで実感 元刑務官 野口善国弁護士
 死刑を執行するとはどういうことなのか。強盗殺人事件で死刑が確定した男の執行に立ち会ったのは、刑務官になって間もない1971年末ごろでした。

 当時の東京拘置所は執行の前日、本人に告げていて、電報を受け取った奥さんと親戚が慌てて面会にやってきました。奥さんは泣いてばかりで、男は「責任をとるだけのこと。人間はいずれ死ぬ」と慰めていました。30分ほどの面会の最後、奥さんが「息子の顔があなたに似てきた」とだけ言えたのを思い出します。

 翌朝、刑場に付き添いました。所長以下10人ぐらいが並び、所長が「何か言い残すことはないか」と尋ねると、男は「お世話になったみなさんと握手したい」と言いました。それが終わると、別の幹部が「決まりだからそろそろ行くぞ」と。布で目隠しをされ、後ろで手錠をされると目の前のカーテンがするすると開き、天井から垂れ下がる縄が現れました。

 その下に連れて行くと、足元には1メートル四方ぐらいの踏み板があり、僕はそのそばに立っていました。首に縄がかけられ、幹部が合図をすると、ガラス窓の向こうにいる職員3人が3本のレバーを同時に引きました。誰が直接、命を奪ったか分からないようにする仕組みです。バーンという大きな音で踏み板が開き、男は目の前から消えるように落ちました。

 反動で大きく揺れる縄の動きを止めようと、僕は思わず手を伸ばして縄をつかみました。穴をのぞき込むと、地下に控えていた医務官が男の胸をはだけて、聴診器を当てている。心臓がどくんどくんと動いているのが分かりました。「いま助ければ、まだ生きられる」などと考えたのを覚えています。

 法律で決められたことですから、広くいえば正義の実現だったのかもしれません。でも実感は、人が人を殺しているというものでした。それがいいとか、悪いとか言うつもりはありません。ただ合法的にこういう行為をさせるのなら、実情はどうなのか、国民も国会議員も、裁判官も知ってほしいと思います。

 環境が合わず3年後に退職したので、立ち会ったのはこの時だけです。ただ、いまも絞首刑という方法は変わっていません。現実を理解した上で、議論を深めてほしいと思います。(聞き手・阿部峻介)

国民的議論 国会がリードを 2人の執行命令書に署名 千葉景子元法相
 私自身は死刑廃止の立場ですが、法相の在任中の2010年7月には2人の執行命令書に署名しました。矛盾しているようですが、大臣の裁量で執行したり、しなかったりする制度にはなっていないし、自分の考えだけで「やりません」と済む問題ではない。きちんと向き合った上で、議論の方向をつけることが必要だと思ったからです。

 サインするだけでは無責任だと思い、執行にも立ち会いました。人の死として妙な形でした。すごく機械的で、段取りが整っていて、粛々と進んでいく。そうした全体の構造が残酷だと感じました。淡々と進めることで残虐性を緩和したいのかもしれませんが、誰もがやりたくないから、そうせざるを得ないのではないでしょうか。

 執行に立ち会った翌月、東京拘置所の刑場を初めて報道陣に公開しました。あまりにも閉ざされすぎて、死刑制度についての議論も空中で交わされていると考えたからです。情報がないままで「どうですか」と問われれば、世論調査でも「(存置のままで)いいんじゃないですか」、となるのは当たり前です。

 執行への立ち会い、刑場公開に続き、法務省内にも勉強会を作りました。しかし、8年たった今も、国民的な議論にはなっていない、と感じています。一般的に死刑は自分に関わることではないから、そうした議論を求めるのは難しいことなのかもしれません。

 だとすれば、国会がリードすべきだと思います。国際的な流れからしても、いつまでも「両論ありますね」ではいかないと思います。政治家のリーダーシップで議論を動かしてほしいです。(酒本友紀子)

     ◇

 〈日本の死刑制度〉 日本の死刑は法務大臣の命令によって、全国7カ所の拘置施設で執行されます。執行方法は刑法で絞首刑とされており、具体的な方法は1873(明治6)年の太政官布告で決まってから変わっていません。

 この10年間の執行状況は、0人だった2011年を除き、年間2~13人で推移しています。一方で、死刑判決は減ってきており、00~07年は一審で毎年10人以上が死刑を言い渡されましたが、12~16年は2~5人でした。7月末現在、死刑が確定しているのは111人。静岡一家4人殺害事件で再審請求中に釈放された袴田巌さんを除く、110人が収容されています。

 刑事訴訟法は、判決確定から6カ月以内に死刑を執行すると定めていますが、昨年までの10年間に執行された計52人でみると、確定から執行までの平均期間は約5年2カ月でした。再審請求中は執行を避ける慣例もありましたが、昨年からは再審請求中の執行も相次いでいます。

 法務省はかつて、執行の有無も公表していませんでした。しかし1998年からは執行の事実と人数、07年からは執行された死刑囚の氏名なども発表しています。

命で償って 犯罪抑止に疑問
 朝日新聞デジタルのアンケートに寄せられた声の一部を紹介します。

 

●「親しい友人の家族が、残酷な殺され方をした。友人は、犯人に対して同じように殺してやると、自動車で突入したり、ガソリンを用意したり、鋭利な刃物、拳銃などを用意した。俺は復讐(ふくしゅう)に殺しに行くんだ、殺してやると言った。それを聞いた。『よし行ってこい! 手伝ってやる!』と言えるか? おそらく、『やめろ、お前まで人殺しになる』と、止めるのではないか。被害者の苦しく耐えがたい心情、報復感情も理解できる。死刑について、十分な情報が公開されてない以上、ひとまず死刑制度を停止する。そして、死刑の実態を明らかにして、国民が死刑について考えることが、急務だと思う。法治国家といえども、人を殺すのだから」(和歌山県・60代その他)

 

●「理論上で考えれば、公権力が人の命を奪うことへの疑問が残るが、もし我が子や親兄弟の家族の命が奪われたとしたら冷静に死刑は廃止にするべきとは絶対に言えないため、死刑はあった方がよいと考える。そのためには冤罪(えんざい)はあってはならないし、過去の反省を踏まえてしっかり冤罪を防ぐ防止策を作らねばならないと思う。日本の司法は逮捕された瞬間から、家族とも一切会えず密室の取り調べの中で、追い詰められて事実とは違うことを言ってしまうことがいまだにある。数年前に知人が痴漢の疑いで逮捕されてからの3カ月間は友人、同僚、弁護士事務所の総動員で同じ時間の同じ車両での証人探しに奔走して、冤罪を晴らしたが怖さはとても人ごとではない」(東京都・60代女性)

 

●「私が犯罪被害者の家族だったらと、よく考える。犯人には、事件と向き合い続け、悔いて、悔いて、苦しみながら反省してほしい。二度と同じような事件が起きないよう、徹底的に動機やその背景を解明し、社会の在り方も変えるきっかけにしてほしい。死刑は犯罪をすべて個人の責任にして、社会が変わり得る可能性も断ち切ってしまうと思う。(今回のオウムの多人数の死刑は、事件を解明しないためかと思うほどひどい)。国家が個人の命を奪う、殺すことを認めることは、理由があれば殺人を容認するということで、命を軽んじることにもなる。平気で死刑を断行する国家権力は、恐ろしい。国家権力はいつも正しいと限らないことを肝に銘じたい」(京都府・50代女性)

 

●「どんな形であれ、人を死に追いやった方は、いかなる人でも死刑にしていいと私は強く思います。人はこの世に生を授かり、亡くなるまでそれぞれの生き方で幸せに生きていく権利が誰にでもあります。それを簡単に奪う権利は誰にもないと思います。周りの家族のことを考えたとき、殺された事実を忘れることはできないまま生涯を終えることはつらすぎます。そういう重い責任を自らの命(死刑)で償うべきと思います。そういう意味でも、例えば刺殺したのであれば、同じ刺殺であるとか、死刑手段も同じ目に遭わせて加害者には苦しみを理解してもらいたいと個人的に思います」(長崎県・30代女性)

 

●「気がつけば死刑が当たり前のような世の中になってきている気がします。何のため、誰のため、死刑が必要なのか私は近くに感じたことがないので、賛成も反対もできません。被害者の家族の気持ちになったら死刑を賛成するかもしれませんが、犯罪者が死刑があるから犯罪の抑止になっているとはあまり思いません。昔と違い死刑が普通だと思って育ってしまう子供たちが心配です。また、最後に死刑の執行をする刑務官の方たちの気持ちはどうなのかも心配です。死刑を執行する方たちもまた、結果人を殺していますよね。仕事だから、命令だから、それともそれにやりがいを持っているからか。私には犯罪者だからといっても出来ないことだなと思います」(神奈川県・30代男性)

 

●「この議論では、どうしても感情論が先行してしまう気がします。凶悪な犯罪の被害者や遺族にとっては、加害者のことは許せるものではないと思います。『殺してやりたい』と思うのも無理はありませんが、本来、死刑という刑罰が本当に必要なのかというのは法制度上の問題で、感情論とは切り離して考えるべきものだと思います。私はこの制度に反対します。この国で国家が人の命を奪うということは、主権者である私たち一人一人が処刑に加担するということを意味します。死刑囚の家族は遺族となり、一方で被害者遺族の悲しみが癒えることはありません。付け加えると、犯罪の抑止効果があるというデータを見たこともありません」(埼玉県・30代男性)

 

●「今まで、死刑に対して否定的であったものの、仕方がないと思っていました。今回のオウム関連の大量執行を受けて意見が変わりました。犯人を殺しても似たような犯罪が次に起こるのを防げるわけでもなく、ただ、報復行為の正当化につながるだけのように思います。犯人と共に罪に向き合う社会づくりを推し進め、犯罪を未然に防ぐ、心や経済面のサポート機関の整備に取り組んでほしいと思います」(海外・30代女性)

 

●「自分の愛する人、家族が理不尽に殺されたら、と思うと自分も残された家族も、もうそれ以前の生活、精神ではいられません。強く、犯人に殺意を抱くと思います。死刑がなければ、報復殺人を犯すかもしれません。死刑で犯罪は抑止できない、という意見もありますが本当にそうでしょうか? 日本の治安が長年継続して良いのは、死刑制度があるからかもしれないと思います」(東京都・40代女性)

     ◇

ご意見をお寄せ下さい。asahi_forum@asahi.comメールするか、ファクス03・3545・0201、〒104・8011(所在地不要)朝日新聞社 編集局長室「フォーラム面」へ。


死刑執行は どう決められる?

2020年12月16日 11時49分21秒 | 事件・事故

 

今月19日、2人の死刑囚に対し、死刑が執行されました。ことしは、7月に続いて2度目の執行となり、2人のうち1人は、犯行当時19歳の少年で、犯行当時少年の死刑囚に死刑が執行されたのは、永山則夫元死刑囚以来でした。
死刑の執行をめぐっては、制度そのものへの賛否も含め、毎回ネット上でも活発な議論が交わされますが、今回は「刑が確定してから執行までの期間が長すぎるのではないか」といった意見も多く見られました。というのも、今回執行された2人は、死刑判決が確定してから、それぞれ、16年、18年が経過していたためです。法務省は、死刑執行の手続きなどについて、「死刑囚の心情の安定」を理由に、詳しい情報公開は行っていませんが、今回は、公表されているデータなどをもとに、法務省、専門家への取材も含め、死刑執行の在り方を改めて考えてみました。
(政治部記者 黒川明紘)

ことし2回目の死刑執行

今月19日に死刑が執行されたのは、関光彦死刑囚(44)と、松井喜代司死刑囚(69)の2人です。

関死刑囚は、平成4年3月、千葉県市川市で、会社役員の一家4人を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ、平成13年に死刑が確定していました。

犯行当時19歳の少年で、犯行当時少年の死刑囚に死刑が執行されたのは、永山則夫元死刑囚以来となります。(注・NHKは、この事件が、凶悪で重大な犯罪で社会の関心が高いことや、死刑が執行され、社会復帰して更生する可能性がなくなったことから、実名で報道しました)

一方、松井死刑囚は、平成6年2月、群馬県安中市で、交際していた女性とその両親の合わせて3人を殺害したとして殺人などの罪に問われ、平成11年に死刑が確定していました。死刑の執行はことし7月以来で、平成24年に第2次安倍政権が発足してからは、12回目、合わせて21人となりました。

死刑は6か月以内に執行?

(東京拘置所)

 

死刑の執行をめぐっては、制度そのものへの賛否も含め、毎回ネット上でも活発な議論が交わされますが、今回は「刑が確定してから執行までの期間が長すぎるのではないか」といった意見も多く見られました。

実は、刑事訴訟法では、死刑の執行は、判決の確定後、原則として6か月以内に行うよう定められています。
しかし、実際にはどうでしょうか。今回執行された2人は、死刑判決が確定してから、それぞれ、16年、18年が経過していて、法律に明記されている「6か月」と比べると、かなり長い期間です。

確定から執行 平均5年

過去のほかのケースでは、どうなのでしょうか。法務省はかつて死刑の執行そのものを公表していませんでしたが、平成10年11月から、執行した事実と人数の公表を始め、平成19年12月からは、当時の鳩山邦夫法務大臣の意向で、死刑囚の名前、犯罪事実、執行場所を公表するようになりました。

その平成19年からのデータをもとに調べてみると、判決の確定から死刑執行までの期間が最も短かったのは、1年4か月。逆に最も長かったのは、18年5か月でした。

そして、去年までの10年間での平均は、およそ5年という結果でした。
わたしは、法務省に、法律で「判決の確定後、原則6か月以内に執行」とされていることをどう考えているか尋ねてみましたが、「訓示規定であると理解している」という回答でした。
つまり、法律に規定されているものの、必ず守らなければいけないというものではない、という理解でしょうか。

「平均でおよそ5年」という執行までの期間をどう感じるかは人それぞれだと思いますが、結果的に、法律の規定通り6か月以内には執行されていないのが現状です。

死刑執行の順番や時期は?

 

では、死刑の執行は、具体的にどのように決められるのでしょうか。死刑執行までの省内の手続きがどうなっているか、改めて法務省に聞いたところ、「法務大臣において、関係記録の内容を十分に精査させたうえで、刑の執行停止、再審または非常上告の事由の有無、恩赦を相当とする情状の有無等について慎重に検討し、これらの事由等がないと認めた場合に死刑執行の命令が発せられる」という回答が寄せられました。

つまり、「法務大臣が十分に慎重に検討したうえで、執行の判断をしている」ということで、それ以上の詳細の説明はありませんでした。さらに、死刑執行の順番や時期をどう決めるのか判断の基準をただしましたが、「個別の執行の判断に関わる事項であるため、答えは差し控える」ということでした。

ちなみに、この回答は、法務大臣の会見でも何度も出てきたフレーズで、死刑の詳細について聞くと、決まってこの回答が返ってきます。

法務省は、「死刑囚の心情の安定」を理由に、死刑の手続きについて詳しい情報公開は行っておらず、死刑が執行されるまでの期間や、順番、時期など、わたしの疑問に対し明快な回答はありませんでした。

再審請求めぐり方針に変化も?

一方で、死刑執行をめぐっては変化もみられます。それは、ことし行われた直近2回の死刑執行では、いずれも、再審=裁判のやり直しを請求中の死刑囚も対象となったことです。

これまで、法務省は、再審請求中の死刑囚の執行は避ける傾向があり、ことし7月の執行では、確認できるかぎり、平成11年以来、18年ぶりに再審請求中の死刑囚が対象となりました。

このため、法務省が従来の方針を変え、再審請求の有無にかかわらず執行する姿勢を明確にしてきたという指摘も出ています。再審請求と死刑執行をめぐっては、「死刑執行を引き延ばすだけの、実質的な意味のない再審請求の繰り返しを避けるためにも、再審請求中でも執行すべきだ」という意見がある一方、「死刑が執行された後に再審が認められる可能性も否定できない以上、再審請求中の死刑執行は避けるべきだ」という指摘もあります。

上川法務大臣は記者会見で、「再審請求を行っているから死刑執行はしないという考え方はとっていない」と述べましたが、今後も再審請求中の死刑囚の執行が行われるのかどうか注目していきたいと思います。

識者は

「死刑執行と情報公開」はどうあるべきなのか、死刑制度に詳しい弁護士の小川原優之さんに聞きました。

小川原さんは、死刑制度そのものに反対の立場の方ですが、情報公開の在り方について、裁判員裁判が導入された今の制度の中では、裁判員のことを第一に考え、情報公開をもっと行っていく必要があると指摘しています。

小川原さんは、「裁判員が言い渡した『死刑』が、どういう形で執行されるのか、どういう基準で執行されるのか、もっと明らかにすべきだ。そうした情報を明らかにせず、市民に『言い渡しの責任だけ負わせる』というのは、よくないと思う」と話していました。

最後に

法務省によりますと、今回の死刑執行を受けて、死刑が確定している死刑囚は123人となり、このうち再審請求をしているのは94人だということです。
また、123人のうち、犯行時に少年だった死刑囚の人数については、公表を控えるとしています。

命をもって罪を償うという、今の法律で最も重い刑罰である死刑。とかく、制度に賛成か、反対かの議論になりがちですが、今の制度では、ほとんどの国民に、裁判員として死刑判決を判断する可能性があることも事実で、死刑制度についてより積極的に議論していく必要があるのではないかと、今回の取材を通じて感じました。

政治部記者
黒川 明紘
平成21年入局。津局、沖縄局を経て政治部へ。総理番、野党担当を務め、現在は法務省担当。

切断された頭部は猫砂をいれたクーラーボックスに…死刑判決を受けた白石被告の残忍な犯行

2020年12月16日 11時41分16秒 | 事件・事故

12/16(水) 11:31配信

文春オンライン

白石隆浩被告 ©文藝春秋

無残にも白石被告に殺害された9人の被害者は「本当に死にたかったのか」  から続く

 2017年10月に神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された事件で、強盗や強制性交等殺人などの罪に問われている白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の判決公判が12月15日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた。矢野裁判長は、検察側の求刑通り、死刑を言い渡した。

【写真】座間9人殺害事件の写真(11枚)をすべて見る

緑の作業着のような服を着て、白いマスクをしていた
 白石被告は「死刑判決が出ても控訴しない」などと述べているが、弁護側は控訴を検討している。16席の一般傍聴席を求めて、435人が並んだ。約27倍の倍率だった。

 白石被告は公判中、ずっと同じ緑の作業着のような服を着て、白いマスクをしていたが、この日も同じ姿だった。判決を言い渡される時、矢野裁判長に促され、証言台に立った白石被告は、「座ってください」と言われ、席についた。そして主文は後回しにし、判決理由から読み上げた。その瞬間、死刑判決の可能性が高まり、傍聴席には緊張感が漂った。その後、判決理由を述べ終わると、裁判長は「死刑」と言い渡した。

 裁判長 主文は聞こえましたか。

 白石被告 はい。聞こえました。

 裁判長 控訴する場合は2週間以内に東京地方裁判所で手続きをしてください。

 白石被告 (うなずく)

 その後、白石被告は被告席に戻った。筆者にはいつもよりゆっくり歩いていたように見えた。一方、閉廷時に裁判官や裁判員に向かって起立した後の着席は、いつもよりも早めと感じた。

白石被告は「死刑でも控訴しない」
 結審の時に、裁判長に「他に何か言うことは?」と聞かれて、白石被告は「ありません」と静かに語っていた。この日も一言応じただけだった。被告人質問で「死刑は怖いか?」と検察側に聞かれて、「怖い」と答えていた白石被告だが、「死刑でも控訴しない」と、各メディアの取材に述べている。理由は、「親族に迷惑をかけたくない」というものだ。

 判決によると、死刑という量刑になった理由について、「まず何よりも、9名もの若く尊い命が奪われ、女性の被害者8名は強制性交までされたという本件の被害結果は極めて重大」であり、被害者らの遺体は「ばらばらに解体された後、ごみとして投棄され、切断された頭部等は猫砂をいれたクーラーボックス等に入れられた状態で被告人方から発見された」として、「死者としての尊厳も踏みにじられている」として、遺族の処罰感情が高いとした。被害者参加型論告のときも、6組の被害者遺族のうち、5組が「死刑」という言葉を出していた。

また、犯行態様としては、「狡猾、巧妙で卑劣というほかなく、生命侵害等の危険性が高い犯行」として位置付け、次のように認定した。

「白石被告は、SNS上で自殺願望を表明するなど悩みを抱え、精神的に弱っていそうな女性を狙い、自分にも自殺願望があるかのように装うなどして言葉巧みに被害者らをだまして被告人方へ誘い込み、悩みを聞くふりをするとともに、酒や薬を勧めて抵抗しにくい状態に陥れた後、突如襲い掛かり、手や腕で頚部を絞め付けるなどして失神させた後、女性被害者に対しては強制性交もした上でロープで首を吊って殺害している」

「首吊りのためにあえてロフト付きの部屋を借りた」
 殺害方法や遺体の解体方法について調べるなど、計画的だったともした。

「被告人は、一連の犯行に先立ち、殺害方法や死体の解体方法を調べたり、首吊りのためにあえてロフト付きの部屋を借りたり、首吊りや死体の解体等の際に必要な遣具をそろえたりするなどの準備行為をしているほか、当初の3名の被害者に対しては、被告人との接点を目立たなくするために、殺害する前に失踪を装わせるなどの発覚防止策も講じた上で犯行に及んでいる。殺害後には、犯行の隠ぺいを図って遺体の解体等の行為にも及んでいる」

 犯行動機としては「金銭等を得る目的や、性欲を満たす目的、あるいは、口封じ目的の犯行と認められ、いずれも専ら自己の欲望の充足あるいは自己の都合のみを目的とした身勝手な犯行」と断じた。

 その上で、「被害者らがSNS上に自殺願望を表明するなどしていた未成年者を含む若年者であったこともあり、SNSの利用が当たり前となっている社会に大きな衝撃や不安感を与えたといえ、社会的な影響も非常に大きい」などとして、死刑を言い渡した。

「被害者9人全員が必死で抵抗をしていた」などと供述
 最大の争点は、白石被告が、被害者9人の承諾に基づいて殺害したかどうかだった。

 被害者の抵抗状況のみで承諾がなかったとする検察側の主張について、たしかに、白石被告は、「首を絞めたときに被害者9人全員が必死で抵抗をしていた」などと供述している。しかし、AさんとBさんが首を絞めている手をどかそうとしたと話したことを除くと、被害者によっては抵抗状況に関するはっきりとした記憶が残っていないとも認めている。そのため、「抵抗状況のみをもって被害者が白石被告に殺害されること等について承諾していなかったと認定することは相当ではない」とした。

 白石被告の供述の信用性については、弁護側は「記憶にある内容を語っていない部分が多いし、犯行態様や被害者の抵抗状況などの重要な点について変遷が見られる」などと主張する。しかし、判決では、「意図的に自己の記憶に反する供述をしている様子はない」などとして、弁護側の主張を退けた。

予告や前触れもなくいきなり襲われ
 承諾の有無については、4つの類型にわけて判断した。

 3人目までのAさん(当時21)とBさん(当時15)、Cさん(当時20)については、当初は、白石被告に自殺を手伝ってもらうか、一緒に首吊り自殺をしてもらうために連絡を取っていた。しかし、Aさんにしてみれば、同居生活を送ろうとしていた相手、Bさんにしてみれば一時的に養ってくれる相手、Cさんにしてみれば新たな仕事を紹介してくれる相手である白石被告から、予告や前触れもなくいきなり襲われ、そのまま失神させられるなどして殺害された。3人は殺害されることを想定していなかった、とした。 

 また、4人目のDさん(当時19)、7人目のGさん(当時17)、8人目のHさん(当時25)、9人目のIさん(当時23)については、どの程度の希死念慮かは不明だが、4人とも、白石被告との間で首吊りの方法で死ぬなどのやりとりをした上で、白石被告宅に来た。しかし、自ら命を絶つ行為の重大性に照らして、タイミングは自分自身が最終的に決定することを予定しているはずで、死亡の仕方は、自ら首を吊るか、白石被告に首を吊ってもらうかのいずれかであり、「なるべく苦しまない方法によって死亡したい希望を有していた」と推認できるとした。

「恐怖心等をともなう方法で失神させ」
 5人目のEさん(当時26)については、白石被告と一緒に首吊りで自殺をするというやりとりをし、合流した当初は「私が寝たら殺してください」と告げていた。ただ、白石被告宅につくと、Eさんは頻繁に部屋を出入りし、長時間、元夫と連絡をしていた。そのため、白石被告は、このままでは帰ってしまうのではないかと感じた。Eさんは、いまだ命を絶つ決意を固めることができていなかったと見るのが合理的で、いきなり白石被告に襲われて殺害された。承諾をしていたとは判断できない、とした。

 6人目のFさん(当時17)は、「首吊り士と一緒に死ぬために神奈川に行く」などと友人に告げ、首を吊って殺害をしてもらうつもりだったことも否定できない。その中でも、想定していた死亡の仕方は、決意した時点で自ら首を吊るか、白石被告に首を吊ってもらうか。しかし、実際の殺害方法は、就寝中に手足を緊縛した上で、目を覚ましたあとにも、意思確認のないまま、身動きができない状態にし、ロープを引っ張って頚部を締め付けるという恐怖心等をともなう方法で失神させ、強制性交までした上で殺害するという、明らかに想定とはかけ離れていた行為として、承諾を認めなかった。

白石被告と弁護人は信頼関係が築けていない
 判決後、弁護団の一人は、「判決前に(白石被告と)接見したときには、控訴しない意向だった」と話したが、一方で、控訴を検討中でもある。控訴するかどうかの方針は、今後、白石被告と接見して判断するとして、即日控訴はしなかった。

 なお、白石被告と弁護人は信頼関係が築けていない。公判中でも、弁護方針をめぐって「親族に迷惑をかけたくない。しかし、公判前整理手続きに入ってから争うとなりました。話が違う。そのため、受け入れられません。方針が合わず、根に持っています。以上です」などと答えている。控訴するかどうかは、判決後の接見で、白石被告の意向を確認する。

被告本人が控訴を取り下げた事例も
 過去には、死刑判決を受けて、弁護側が控訴したものの、被告本人が控訴を取り下げた事件があった。 

 2015年8月、大阪府寝屋川市の中学生男女2人が行方不明になり、遺体となって発見された。この事件で殺人の疑いで逮捕、起訴されたのは山田浩二被告(50)。2017年12月の大阪地裁で求刑通り死刑の判決を受けた。弁護人は大阪高裁に控訴したが、山田被告は弁護人に相談せずに控訴取り下げの書面を提出した。

 一度、山田被告の死刑は確定したが、弁護人は大阪高裁に取り下げを無効のするように申し入れし、「今回限り無効」となった。検察側は異議申し立てをしたが、山田被告も再度、控訴取り下げの書面を提出した。2020年11月26日、大阪高裁は、控訴取り下げを有効とする決定を出した。

 2016年7月、神奈川県相模原市にある知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」(県立の施設、運営は社会福祉法人)で入所者45人が殺害された事件で、植松聖死刑囚(30)が殺人罪に問われた。横浜地裁は2020年3月16日、死刑判決を出した。弁護側は27日に控訴したが、30日に植松は控訴を取り下げた。3月31日に死刑判決が確定した。

 果たして本件ではどのような展開になるのか。控訴期限は判決から2週間後となっている。

渋井 哲也

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Amazonを装ったアカウント停止メールに注意!詐欺の見分け ...

2020年12月16日 11時12分44秒 | 事件・事故

Amazon [admin@drtjhstjrs.icu]

急にアカウントが停止されたというメールが届いて驚いてしまう方も多いと思いますが、冷静に行動すれば問題はないので是非参考にしてみて下さいね。

あなた のアカウントは停止されましたと言うメールは詐欺. 過去にも、Amazonを装った ...

最近では、Amazonを装った不審なメールが流行しており、何も知らずに開いて情報を入力してしまうと、個人情報が流出してしまう恐れがあるので注意が必要になります。

 

Amazonを名乗った詐欺メールでは「あなたのアカウントは停止されました」と言う内容のメールが多く出回っており、本物に近い雰囲気のメールとなっているので、びっくりしてURLをクリックしてしまう人も多いようです。

始めに言っておくと、このメールは偽物です。詐欺の可能性が非常に高いので、URLにはアクセスしないようにしましょう

この記事では、Amazonを装った詐欺メールの見分け方や対処方法について詳しくご紹介していきたいと思います。急にアカウントが停止されたというメールが届いて驚いてしまう方も多いと思いますが、冷静に行動すれば問題はないので是非参考にしてみて下さいね。

あなたのアカウントは停止されましたと言うメールは詐欺

過去にも、Amazonを装った不審なメールが何度も出回っており、常に注意が必要になっています。最近になって流行している「あなたのアカウントは停止されました」と言うメールも偽物で、詐欺の可能性が非常に高いものです

しかし、アカウントの停止、永久ロックなどAmazonユーザーにとっては非常に怖い内容のメールになっている為、受け取った方は不安な気持ちになっているのではないでしょうか?

確認用アカウント

amazon

あなたのアカウントは停止されました

こんにちは〇〇〇(メールアドレス)

Amazon [admin@drtjhstjrs.icu]

誰かがあなたのamazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。そうでなければ、Amazonの保護におけるセキュリティと整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。

アカウントを引き続き使用するには、24時間前に情報を更新することをお勧めします。それ以外の場合、あなたのアカウントは永久ロック。

 

確認用アカウント

宜しくお願いします

Amazon Protection

恐らく上記の内容のメールになっていると思います。しっかりと文章を読むと、日本語がおかしい所が多くありますね。日本ではない国の方が作成したのでしょうか。

本物に見えますが、偽物なのでアカウントが停止される心配もないですし、永久ロックになることもないので安心して下さい。

URLをクリックしてしまった時の対処方法

メールの下部にある「確認用アカウント」をクリックすると、本物にそっくりのログイン画面が表示されます。

URLをクリックしただけでは被害はないと思われますが、ログインに必要なパスワードなどの情報を入力してしまうと個人情報が流出する危険があり、このメールの目的もそこにあります

その為、もしURLをタップしただけであればまだ心配する必要はないと思います。その時点で止まっているのであれば、そのページを消してメールも消去しておくようにしましょう。

対処方法としてこれくらいしかやることはないかもしれませんね。もし、ログイン情報を入力してしまった時には、情報を変更しておいても良いかもしれません。

パスワード、クレジットカードの情報などは重要な個人情報なので、流出しそうな時にはしっかりと対策を行うようにしましょう。


川崎競輪 3着おじさん流

2020年12月16日 03時46分00秒 | 未来予測研究会の掲示板

「逃げ屋が多いと荒れるぞ」と確信しているように倉さんが言う。
そこで、3着おじさんの出番となる。
「このレースは固いよ」と周りの人は言うが、それを聞き流すのが3着おじさん流。
「あの人は、ぶれないからね。そこが凄いね」と古河が3着おじさんを評価している。
実は、3着おじさんは競輪より土・日の中央競馬が主流なのだ。
頭が禿げあがっていて、後方に少し毛が残っている。
体重は90㌔近いであろうか。
ダブダブの黒いズボン姿で、冬でも薄着で黒いセーターで上着なし。
穴があくほどスポーツ新聞の競輪欄を見ている。

1番人気5-3=2・9倍
2番人気の3-5=3・8倍

3着おじさんが3着に選らんのが3番嵯峨 昇喜郎選手だった。
113期であまだレースは甘い!逃げて3着と狙いを定めた。

5番の新山 将史選手は足がないので無視。

3連単は
4=1-3
4=7-3
1=7-3
を各500円。

結果は以下。
2車単4-1 1万3520円(32番人気)
3連単4-1-3 9万3580円(138番人気)
46万7900円ゲット!
3着おじさんは実に非凡なのだ。
一方、平凡な輪子は
3=5からの124の3連単車券でお金を失う。
3番と5番が居なくなった時の1-2-4のボックス車券を買うという思い付きも浮かばなかった。




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 4 内藤 敦   12.4   中割り鋭く
2 1 丸山 啓一 1/2車身 12.4 S コース縫い
3 3 嵯峨 昇喜郎 3/4車身 12.9   B G前末欠き
4 5 新山 将史 1/4車輪 12.7     外張割られ
  5 7 菅原 裕太 1/4車輪 12.6     内藤締られ
  6 6 岡崎 景介 3車身 12.9     捲り弾かれ
× 7 2 笠松 将太 3車身 12.9     捌かれ後退

2020年12月15日 レース詳細

青森コンビ S級選抜

予想担当記者:赤競 細川 和輝並び提供:赤競
 






選手名
府県/年齢/期別


ギヤ
倍数
直近4ヶ月の成績
競走得点 S B 1
2
3


2連
対率
3連
対率
  22 1 1 丸山 啓一
静 岡/45/74
S2 3.92 97.37 5 0 0 0 1 3 1 3 3 17 4.1 16.6 29.1
×   17 2 2 笠松 将太
埼 玉/28/100
S2 3.92 97.57 1 13 5 3 0 0 5 3 1 17 19.2 30.7 34.6
  15 3 3 嵯峨 昇喜郎
青 森/21/113
S1 3.92 105.78 4 7 0 6 0 1 4 3 3 9 21.0 36.8 52.6
  21 4 4 内藤 敦
岡 山/44/80
S2 3.92 100.30 3 0 0 0 5 1 2 4 4 13 8.6 26.0 43.4
  17 5 5 新山 将史
青 森/30/98
S2 3.92 104.53 3 1 1 0 2 1 3 1 0 12 18.7 25.0 25.0
    24 6 6 岡崎 景介
広 島/38/87
S2 3.92 91.73 1 6 1 0 0 0 1 0 2 20 4.3 4.3 13.0
    20 7 菅原 裕太
静 岡/29/100
S2 3.92 94.56 2 11 2 2 0 0 3 1 2 19 12.0 16.0 24.0
【誘導員】久保 将史 A1

※各項目トップの数値は赤字で表示されます。