小中高生の自殺増加

2024年11月19日 08時50分17秒 | 社会・文化・政治・経済

自殺は10代の死因の1位であり、人口当たりの自殺率は主要7か国(G7)で最も高い。

自殺の理由は、小学生は家庭の問題、中高生では心身の不調や学校問題が多かった。

だが、「不詳」の3~4割あり、成人よりも高い。

また、半数近くの子は死の直前まで変わりなく登校していた。

成人の場合は、うつ病、生活苦、家庭の不和などが危険因子とされる。

自殺した子は、精神科の受診歴や未遂で救急搬送されちゃ経験があるケースが多い。

医療機関が支援のなどが窓口との連携を密にすることが重要だ。

去年1年間に自殺した人は2万1837人だったことが分かりました。

小中高生の自殺者は513人で、厚生労働省などは「危機的な状況が続いている」としています。  

厚労省によりますと、去年の1年間の自殺者数は2万1837人で、2022年の2万1881人と比べると44人減少しました。

 男性は前の年から116人増えて1万4862人、女性は160人減って6975人でした。  

原因は「健康問題」が最も多く、次いで「経済・生活問題」でした。  

職業別では52.5%が無職で、そのうち年金や雇用保険などで生活している人が最多でした。  

小中高生の自殺者は513人で、過去最多だった前の年の514人から1人減ったものの、高止まりの状態が続いています。  厚労省などは「危機的な状況が続いている」として、SNSや学校が配布するひとり1台端末を活用した相談事業の拡充など、対策を強化し、早期把握や心のケアに努めるとしています。

厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。

▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556

▼「#いのちSOS」0120-061-338

▼「よりそいホットライン」0120-279-338

▼「いのちの電話」0570-783-556 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

 

○令和4年の自殺者数は21,881人となり、対前年比874人(約4.2%)増。
○男女別にみると、男性は13年ぶりの増加、女性は3年連続の増加となっている。
また、男性の自殺者数は、女性の約2.1倍となっている。

○小中高生の自殺者数は、近年増加傾向が続き、令和4年では、514人と令和2年の499人を超え過去最多となっている。

 


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