風呂での事故死は、ヒートショックや溺水などが原因で発生します。入浴関連の事故死は推定年間約1万9,000人で、交通事故死の約7倍に上ります。
風呂での事故死の原因としては、次のようなものがあります。
- ヒートショック:暖房が効いたリビングルームから冷え切った風呂場へ移動する際に、気温の急激な変化によって血圧が変動し、脳卒中や心筋梗塞などの疾患を引き起こす現象です。特に高齢者に多く、冬場に発生しやすい傾向があります。
- 溺水:高齢者人口の増加に伴い、浴槽内での溺死する高齢者は増加しています。
- また、熱めの湯に長時間つかったり、脱衣室や浴室の寒さが溺死を誘引することもあります。
風呂での事故死を予防するには、次のようなことに注意しましょう。
- 脱衣所や浴室の温度を上げておく
- かけ湯をする
- 酒や薬の服用後、食後の入浴は避ける
- 体調がすぐれないときや、睡眠薬などを飲んだ後の入浴は避ける
- お風呂でぐったりしているのを発見したらすぐに栓を抜いて排水する
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ニュース 「入浴・サウナ ここに注意!」 - きょうの健康 - NHK2023/01/19 — 入浴関連の事故死は推定年間19000人で、交通事故死の実に7倍。 ヒートショックとよばれる温度の急変...NHK
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高齢者の溺死は交通事故死の3倍 冬本格化、入浴時の「ヒート ...21 時間前 — 厚生労働省の人口動態調査によると、令和3年の高齢者の不慮の事故による死因で、溺死は6458人。 交通事故の2...
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交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!
政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp › 健康・医療・福祉
風呂場で倒れている人がいたら · 浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。 · 入浴者を浴槽から出せるようであれば救出する。 · 直ちに救急車を要請する。 · 浴槽 ...
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