医療過疎対策
医療用小型ジェット機「メディカルウイング」。
ドクターヘリより航続距離が長く、搬送時間も短くできるのが強みで、10月31日までの3カ月間に、地元の医療機関では対応できない高度専門医療が必要となった患者8人が札幌市の病院などに無事搬送された。事業は医療過疎地対策が主眼で、交通事故などの緊急搬送に今後どう取り組みを進めていくかが課題だが、道地域医療課は「まずは実績を重ね、効果を検証していきたい」としている。
■メディカルウィングとは
研究運航事業を実施するにあたり、医療優先固定翼機*をメディカルウィングとして商標登録
*医療優先固定翼機:医療機器等を装備し、医師及び看護師の搭乗を可能とし、救命救急医療及び高度専門医療を必要とする疾病者を継続的な医学管理の下、高度及び専門医療機関へ搬送する、あるいは、疾病者の状態を踏まえ、救命救急医療専門医、高度・専門医及び看護師等医療技術者を必要とする医療機関へ搬送することを目的とする常駐型固定翼機
本研究会では、平成22年度に実施した国内初の医療優先固定翼機による1ヵ月間の運航の成果を踏まえ、平成23年度からは3ヵ年にわたり「北海道の新たな地域医療再生計画」の中で延べ12ヵ月間の患者搬送運航事業を実施いたしました。
平成29年7月30日からは、医療機関をはじめ消防・空港関係機関等の皆様の多大なご理解とご支援・ご協力をいただき、国庫補助事業の「へき地保健医療対策実施要綱」にメディカルジェットが追加され、北海道を実施主体として患者搬送固定翼機運航事業が行われており、当研究会が事業を受託いたしております。
今年度も同様に、当研究会が本事業を受託し実施してまいりますので、関係各位におかれましては、本運航事業の趣旨をご理解の上、円滑な事業運営に特段のご配意をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
■メディカルウィングとは パンフレット
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