S&T M4 BABYをベースにしたカスタム電動ガンのご紹介です。
以前ストックがついた同モデル(M231ストックバージョン)を題材にしたことがありますがそれを更に短くしたのがこちらのM4 BABY、ここまで小さくなると長物というよりは大きめのハンドガンといった感じです。外装パーツも丈夫で質実剛健で雰囲気イイですよね~
パワーは0.74J(画像左)、0.2g弾ゼロHOP時のパワーはマルイ スタンダード or 次世代電動ガン並みの性能がでています。が、0.25g弾HOP適正時には0.57Jに低下、まあ海外製電動ガンとしてはこれで十分なんでしょうが少し寂しい気も・・・
という訳でカスタムしてみました(笑)
今回施工した「パワーカスタムα」は私の電動ガン向け施工メニューの一つで、加速シリンダーのままで性能向上を図る効率や耐久性能を考慮した流速カスタムです。
HOPを作動させるとパワーダウンしてしまうノーマルに対して0.25~0.28g弾HOP適正時に最大パワーを発生させるセッティングは、サバイバルゲームのレギュレーションにも則しておりノーマル時よりも数段高い性能が発揮できます。
そして発射音についてもメリットがあります。一般的な流速チューンは飛距離が伸びても大きくなった発射音で自分の居場所がバレてしまいサバイバルゲームではかえって不利になってしまうこともありますが、パワーカスタムαは画像左のノーマル(103.9db)に対して右の(98.7㏈)と-5.2㏈も発射音が小さくなっています。これならゲームでも安心して使えますよね *銃口に対して約50cm離れた屋内計測の結果
「普通の流速チューンもサイレンサーを使えば静かになるぞ」 だったらパワーカスタムαにサイレンサーを合わせるともっと静かになりますよ。
組み合わせたサイレンサーは前回「サイレンサーの効果」の記事でハンドガンのM6904にも使用したものですが音圧はさらに下がって91.6㏈になりました。 *同条件で計測
そして発射音が静かになると問題になる電動ガンのギアノイズにも抜かりはありません。最初にご覧頂いた弾速計のデータからも分かるとおりピストンスプリングを強化しているにも関わらず発射サイクルが向上(+1.1発/秒)しているのは滑らかな作動の証、ギア調整を含むトータルなセッティングで性能向上を図るのがパワーカスタムαなのです。
小さいけれど頼りになるヤツ、S&T M4 BABY パワーカスタムαはそんな凄い?カスタム電動ガンなのです。