勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

東日本大震災!

2011-05-12 22:02:12 | 社会
実は入院した経験がないのだが、聞くところによると、外科の入院病棟というのは、内科のそれに比べ、妙に明るい雰囲気らしい。それは、外科という性格上、身体のどこかが痛かったり苦しかったりはするのだろうけど、基本的には、日々、回復に向かっているからで、少なくとも、精神的に、将来に希望が持てるかららしい。

あの地震から2ヶ月が過ぎる。
ちょっと不謹慎かもしれないが、地震発生直後は、甚大な被害であるのは理解していたつもりだが、GW過ぎくらいには、状況は少しは落ち着いているのではないか、と思っていた。たかだか2ヶ月くらいで、あれだけの状況がどれくらい復旧・復興するかは疑問だし、そんなに甘い状況じゃないのはわかっていたつもりだが、少なくとも、復旧・復興のビジョンくらいは明示されていて、被災地の人たちも、苦しいながらも、それなりの未来を思い描けるんじゃないのかな、と思っていた。そして、復旧・復興のビジョンさえ見えれば、ちょうど、外科の入院患者の方のように、苦しい日々も何とか堪えてがんばれるものじゃないか、と思っていた。

しかし、どうも現状は、そうでないらしい。
原発の問題もそうだけど、何より、遅々としてまとまらない復旧・復興計画の状況は、いたずらに被災された方に、新たなる苦痛を与えているように思えてならない。

正直、民主党政権には、「がんばってくれ」という言葉より「いい加減にしろ!」という言葉を投げかけたい気分だ。

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