VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

困難な道

2012-05-23 12:18:46 | 日記
主人が語る会社のある人物が

 どう考えても ADHDに思える



現場の監督をするらしいけれど

 さっきまであったはずのカギとか釘とかが

もう見当たらなくて 結局金物屋まで走らされる とか


 リフォームで流し台を取り付けるのに

寸法が合わなくて

 ぎこぎこのこぎりで取り付け側のほうを 削らなくてはならなかったとか


外壁のペンキの色・・どう考えてもその色はやめたほうがいい

 といっても聞き入れず


最後の最後に 家が台無しの見栄えになり

 料金を払ってもらえなかった  とか・・・



よく 社長が 首にしないもんだ  と おおきな声では言えない話・・


 段取りも なにも めちゃくちゃだったりするので

主人は 使われるほうとして

 困ることの連続だとか



大きな事故につながらなければいいけれど

 気の毒といえば 気の毒だし


主人だって どう考えても アスぺでADHD


 ただ タイプが違うだけの話


段取りについては 昔かなり仕事でしごかれたので

 かなり得意だけど

やはり 妙なところで 「なんか変」だ



 大人の発達障害

本人は 実はどうしていいのかわからない

 本人なりに 相当 努力している


それは 私もそうだから よ~~くわかるし

 近所の「Oちゃんママ」ともお付き合いがあるから

「う~~ん」の連続なのは経験済み



 ときどき この困難さが 世の中で 優しく理解されるには

一体 どうしたらいいのか  と 考えてしまう


 世の中の人がとる態度その①

厳しく接して あくまでもなおしてあげようとがんばる

 注意を頻繁にして、激しくしかりつけ 指導しようとする


その②

 ばかにしたり、逆に傷ついたりして 今後一切相手にしない

その人に 何かを頼むとか 頼まれるという付き合いも一切シャットアウト


その③

 適当に受け流して 重要なことは任せないようにし

陰にまわって 自分でやれる事はすませておく

 損失を最小限にとどめようとする

当人への評価は かなり低いが、面と向かって傷つける事はしないよう努力する


その④

 変な人、 わからない不思議な人 という評価をし

笑い物にしたり いじめたりする



 おおまかにそんなふうになるかと思います

私自身が そんなふうに扱われたように感じることです



 社会はきびしい所だなぁ・・・としみじみ思ったっけ


いつもストレスで 胃腸の調子が悪かったし

 動悸なんかもしていたけれど

こんなもんだと思って 自分でストレス解消法などをさがし

 一人時間を大切にして

また、仕事とは別の趣味の付き合いを広げた事が良かったと

 今にして思います


こんな私だけれど

 友達は多くいて、 本当に良くしていただいた


主人は 友達はほとんどいないけれど

 結構仕事以外の活動でそこそこ認めあえる仲間がいるので

そこでストレス解消できる


 発達に問題をかかえる人が 少しでも過ごしやすい世の中ができればいいのに

と 心から思います


 その監督さんも どんなにか生きづらいだろうと思わずにいられない


主人によれば 最近どうも「うつ」っぽいとか・・


 「発達に 多分問題がありそうな人だから、フォローしてあげれば?」

と主人には言っていますが・・・


 現場では なかなか難しいようで・・・

かくいう主人も 発達障害の当事者

 別の回路を使って 回り道しながらも

仕事頑張っているのが よくわかる


 「困難な道」です


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