『寝痛みの繊細なるに押し切られ気がつき見れば春の曙』
『かくもまあ正直なるかと溜息の痛みのサイン眠きに勝り』
『寝痛みの求むる形を知らざればマナイタまでも敷きて伺う』
『長き夜切れ切れに聞く深夜便ナツメロ流れる脳裏はおぼろ』
『俗に言う好事魔多しかの人も重ねて滑りトラの尾を踏む』