昨年全伐した侵入竹林を、この春に発生した竹が覆いつくしてしまった。放置すれば密生した竹の二次林として更に環境を悪化させてしまう。この時期なら稈も硬化していないので除伐も容易だ。
細いのは大鎌で叩き斬ることも出来るが、結果的には一本づつ鋸で根元から伐り取るのが最良の方策と判る。
里山の手入れは、どの部分とかによらず「手入れは借金だ!」をつくづくと感じながらの作業となった。一旦手を染めたら際限も無い利子の支払いが続くのだから。
活動を重ねて確かに里山の様子は改善したが、利子の支払いはそれに合わせて鰻上りだ。根負けや横着を決め込めば「一丁上がり!」の元の木阿弥である。「貧乏暇なし」まさしくそのままだ。