残暑が厳しい。今日も33℃程度の予報だ。そろそろ炎天下の活動が嫌になって、今日も林内の除伐作業とした。
真竹のひこ生えとヒサカキの除伐だが、ヒサカキは大きいものは5メートルくらいにもなっている。切断面は径15cmをこえるので、これらは手鋸では消耗するだけだ。後日にチェーンソーで処理する。
この斜面も、ようやく木漏れ日が入るようになってきたが、残るヒサカキの大きいものを除いてしまうくと、見た目は丸裸にしたように見えるだろう。落葉樹はわずかに徒長したリョウブとコナラが疎らにあるだけだ。林床は表土が流れて砂利層になっている。
この面を見ているだけで侵入竹と常緑樹による影響は大きいことが実感できるが、竹を根絶して若い落葉樹の森にするまでは、早くても今鳴いているセミの孫の代になるだろう。それまで手入れが続く保証は全く無いけれども…、まあ、真夏の昼の夢、白日夢に等しい。
上部の日当たりが改善した部分には、カラスザンショウ、タラノキ、リョウブ、ゴンズイ、ガマズミ、松などの実生の若木が発生している。望まれる樹種ではないが、当座はOKである。