トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*渇水の身

2010-09-26 | 今日は真面目に

 胸腹をながれる汗をかんじつつ木陰で荒き息つぐ残暑

 土堀りをおえて途につく上り坂息は絶え絶えへたりこみたし

 ズボンさえ絞れる汗をだした身は底無しなほど麦茶を飲めり

 にょろにょろと喉を落ちゆく温き水末期ならずも甘露法悦


珍しの木

2010-09-26 | 感じるままの回り道

Photo_2  帰省した折、見慣れない木が庭木にあった。ツノハシバミかなあ、と思い寄ってみたのだが違った。初めて見る実だった。

 カエデの果実にそっくりだが、やや大きく産毛も生えていて重い感じがする。他人の庭だから撮影だけした。

 近くに住む姉に訊ねてみたら「メグスリノキ」だった。この木の実物は初めてだし、果実がこんな形ということも知らなかった。

 何のことは無い、カエデ類カエデ科だった。葉からは想像も出来ない違いだ。この木は園芸店には出回るようになったが、野生の状態では見たことは当然ない。園芸種に近い樹種とばかり思っていた木である。