トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

野遊び

2010-12-01 | 遊び子は

Photo  三歳未満児のグループがフィールドにやってきた。担当者によると、拠点の小屋に至る作業道を通って遊ぶらしい。

 除竹しながら枝を払っていたら「枝が欲しい」と言うので何本か伐ったものを渡したのだが、杉の蕾がいっぱい着いた杉の葉を渡したら、かの坊ちゃんは竹の枝を棄て杉の葉をしっかり握って去っていく。

 ママは「花粉症の元ね」とか言いながら着いていった。その後、竹林の急斜面を登ったりしていたが、若い頃小生もそんなことを仕事でさせていたことを思い出し、給水しながら眺めていたのだ。

 昼は拠点の栗林の中で食べていたが、泣き声がなかなか止まないので訊ねてみたら、取り合いで一発殴られたからだと言う。幼児の喧嘩ならわからないでも無いが、あの御曹司の騒ぎは情けないに尽きる。んー、あれは「夜遊び」だった…。


刈り出し

2010-12-01 | 今日は真面目に

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 数年前に除竹した場所に落葉樹の実生が見えるようになってきたから刈り出しを行った。鎌を使って草刈りをする前に、竹の切り残しをチェーンソーで切断する。これが結構な量で一汗かいてしまった。

 ビックリしたのはヤマイモの蔓が多かったことだ。切り残した竹の殆どにヌスビトハギと共に蔽いかぶさっていた。ヤマイモの蔓にはムカゴが多く着いていたのだが、採集もしないで全て地面に落としてしまった。今から考えれば「もったいない」限りである。

 山芋掘りの輩が入ってこなかったのは低く這っていて、いわゆる「ねらい目」に見えなかったためだろう。少し高台だから視認しにくいのも幸いしたのかもしれない。

 刈りだした幼樹は、ムクノキ、ヤマザクラ、ヒイラギ、エノキ、カラスザンショウ、ゴンズイ、クサギ、ヤマハゼなどのごくありふれた樹種ばかりだが、それでも植栽するまでの数年間では、移植する苗木より大きく育っているだろう。目印の杭は後日だ。