三歳未満児のグループがフィールドにやってきた。担当者によると、拠点の小屋に至る作業道を通って遊ぶらしい。
除竹しながら枝を払っていたら「枝が欲しい」と言うので何本か伐ったものを渡したのだが、杉の蕾がいっぱい着いた杉の葉を渡したら、かの坊ちゃんは竹の枝を棄て杉の葉をしっかり握って去っていく。
ママは「花粉症の元ね」とか言いながら着いていった。その後、竹林の急斜面を登ったりしていたが、若い頃小生もそんなことを仕事でさせていたことを思い出し、給水しながら眺めていたのだ。
昼は拠点の栗林の中で食べていたが、泣き声がなかなか止まないので訊ねてみたら、取り合いで一発殴られたからだと言う。幼児の喧嘩ならわからないでも無いが、あの御曹司の騒ぎは情けないに尽きる。んー、あれは「夜遊び」だった…。