市販の熊手は使い勝手が悪く作業にならないから鬼熊手を作ってみた。モデルは昭和30年代の山の落葉掻きの写真である。トーチを忘れコンロの火で曲げたから、曲がりが気に食わないが使い勝手は上々だった。
一本目は真竹製であるが、二本目は孟宗竹で作成した。孟宗竹製は肉厚で耐久性はあると思えるし、何より自重で漏らさず掻き集める性能が好感度である。購入すれば300円前後であるのだが、これがなんとも頼りなく、ほとんど「使い捨て」に近い品質だ。住宅の周辺では利用できても山野の作業には役にたたなかった。
前腕の痛みがあるから除竹作業は中止したのだが、鋸を使い鉈を使っての工作は、結果的に安静にしているとは程遠い一日となった。二日後には雨の日が来るので、休養日は実質お預けで、もう一日軽作業だ。