トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*秋の山峡

2010-12-15 | 旅行記

 錦秋と言えどこの森黒き森かすり模様の山は厚雲

 セキレイもカワセミも来て留めたりあの岩の色もみじに勝る

 雨足が見えて霞むや谷向こう雨滴作りし点描と見ゆ

 蒼き葉を押しのけ出でし黄葉紅葉全山ひとつ押し絵のごとく


ツルグミ

2010-12-15 | 小父のお隣さん

Photo_2  孟宗竹を除伐して日当たりが良くなった斜面には、常緑のツルグミが自生していたのだが、その樹に実が着いている。樹は大小あわせると8本ほど、大きいもので4尺程度だ。

 10月に近くの遊歩道を整備した際、3mを越えるツルグミの樹があった。竹やヒサカキの間で枝を伸ばしていたが、おおかた、これが母樹になったのだろう。刈り出したから次のシーズンには採集できるかもしれない。 

 一方、この樹は今年10個程度しか着果しなかったのだけど、今度はもう少し堪能できそうだ。しかし、ヒヨドリに発見されてしまえば万事窮すとなってしまう、危うい期待でもある。

 赤く大きめの実は、渋さが少なく美味しいのだが、ナワシログミやビックリグミほど着果が見られない。種も大きいからジャムやゼリーを作るにも難儀しそうだが、楽しみには違いない。