拡幅した泥水池の昨年造成した部分との差が対照的なので一枚撮影した。
水稲の縦一列から左が今回の拡幅部分で、右側が昨年からの泥水池である。水稲は人為的に植えつけたものだが、他の植生は勝手連だ。
ミゾソバや葦は歓迎しないが、水面に葉を出したコナギやミズキンバイなどの萌芽力には感心する。埋蔵種子から発芽するのは棚田の復元で体験済みだけれど、棚田で繁殖しているミズアオイがここではまだ姿を見せない。水中には金魚藻の仲間が群落を作っている。
浮葉植物はミズキンバイだと聞いたが、図鑑とは似ても似つかぬ。立ち上がる茎が無いし葉も丸い。それはともかく水辺が出来て環境が整えば、生物が増えるのを目の当たりにする日々である。