気温が上がって来るに従い、アオコが水面を覆う様になった。機能的にも構造的にも、流量を大きくするようには考えてない泥水池なので、アオコの排出も降雨で出水が増加したときだけである。今回、泥水地全体の設えがほぼ固まったので、このアオコの排出を容易に出来るよう、それぞれの池の水流を調整し止水域を少なくする。
現状よりは、水の流れが全体を回るように、池の形の変更と導水畦の設えである。泥水池1と2は畦の位置調整で済んだが、泥水池3は導水畦が必要だった。これは丸太1本を入れ、杭で固定し沈木仕立てとした。
流量が多くは無いから、アオコの排出が十分になると言う結果は望めないけれど、池全体に水が回る事で、生息環境は改善されたはずだ。