暑い時期に熱中症にならないためには水分とミネラルの補給が欠かせない。泥水池の造成中にキタテハがまとわりついてくる。理由は直ぐに判った。汗を吸いたいのだ。
タテハチョウ類は度胸があるのか無鉄砲なのか、いざとなると人を恐れず吸水、いや吸汗に来る。煩わしいので小生も吸水のため作業を止めたら、袖口に降りて吸い始めた。細い糸のような口でも皮膚感覚は覚知する。蚊が止まって動いている感覚だ。
人も昆虫も暑い時は水分要求度が高くなるのは同じらしい。林道の絞り水で湿っている部分にはアゲハチョウやアオスジアゲハが集まり始めている。湿っていれば何処でも同じではなく、毎年、降りる場所は決まっている。これも成分の微妙な違いを認識しているのであろう。
チョウはミネラル分を香りで覚知している事になる。小生も拡池している。