トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマカガシ

2012-07-22 | 小父のお隣さん

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 泥水池で子蛇が泳いでいた。ヤマカガシの子どもだった。毒蛇であることは壮年になって知った事であるけれど、子ども時代に手に取った記憶は無い。アカハライモリもそうなのだが、腹部の赤と黒の斑模様が敬遠したくなるのである。

 今回、手にとって眺め回したのだが、記憶と合致しない二点があった。一つは首の黄色のベルトで、お洒落と言えばお洒落な色彩だけれど、成体にはあったかどうか朧だ。また、蛇の舌先は分かれているとばかり思っていたのだが、アイスピックのように先細りしている。

 チロチロと出してくれなくて、出しっぱなしだったのは、首根っこを押さえていたからのようで、地面に降ろしたらチロチロやっている。記憶や認識など曖昧なものである。


今年も食べれない!

2012-07-22 | 何よりの楽しみ

Photo_4  会友のM氏が、飽く事無く挑戦し続けている西瓜栽培は、今年はスッポリと防鳥網で覆って結実を見たから、「大丈夫」と思っていたらやられてしまった。

 ネットから一尺程度は離れていたのに穴を開けられた。ネットのたわみを利用して突っついたようだ。これ自体はガッカリして学ぶ事もあって一件落着だったけれど、中央にあった最大の西瓜が蔓毎消えていたのには怒りを隠しきれない様子だった。四足でなく二本足の仕業だったからである。

 庭木だったモミジの盗掘、開花株のヤマユリ・ササユリの育成地からの盗掘、山独活やタラの繁殖用母樹の被害等々、言い立てて慰めるしかなかった。


生物の生活権

2012-07-22 | 今日は真面目に

Photo  刈り払ったままの流路脇を片付けた。到着した時にはオニヤンマが飛行していたのだが、作業を始めたら見えなくなった。狭い飛行帯の途中に作業者がいれば、縄張りは断念せざるを得ない。

 この場所の進入路は二方向だけだから、入り込み難いのは理解できるが、ヤナギの林の中に続く根笹を刈り払うのは越権行為に近いし、フィールドにしているグループが気分を害しても困るから、これで終了とした。

 法面の潅木も何本か除伐したから、木漏れ日も届くようになった。これで水生生物も生活し易くなるだろう。全く日光が届かなかった藪地の流路に、サワガニはともかくカワニナがいたのには驚いた。