炎天下、拠点東側の下草刈りをする。植樹は苗木の関係で、数年に渡り植栽したから大きさもまちまちである。
最初に植えたコナラやクヌギは3mを越えたのもあるが、まだまだ下草刈りは欠かせない。
孟宗竹の林だったから、地際に切り株が残っているところもあり、これが刈り払い時のストレスである。発見できずに刈り刃が当たるとショックが大きい。キックバックを起こしたり、食い込んだりと、そのたびに回転を止め、新たにアクセルを引かねばならない。
汗ビッショリでも、風は涼しく感じる時もあり、刈り終った斜面を見れば、さらに気分爽快になるが、息は絶え絶えだ。
アゲハチョウが吸水に来る場所に、今日はアオスジアゲハが来ていた。アオスジアゲハは集団で吸水している事もあるが、今年はまだ見ていない。20頭以上も群れて吸水する様は壮観の一言だ。
一坪ばかりの湿った路面でも、何処でも良いという訳でも無いらしく、時折場所を変えるが着地する場所は決まっているようだ。今日は二頭だけだったが、離れて吸水することはなく、近いところに着地する。
一頭は翅の先端が欠けていた。鳥に銜えられたのかどうか、生きる厳しさを痕跡として残している小さな生物は多い。小さき虫でも生き方は健気だ。