トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の改修6「放流路の護岸」

2012-12-02 | 水辺環境の保全

Photo  トンボ池からの放流路、孟宗竹で喫水線の保護をしていたが、15cm程の間伐材が余ったから取り替えた。数年間、泥水に浸かっていた孟宗竹は腐食もせず、切り口が良い色に見える。

 今までは堤の漏水を集水し拡散しないための役割だったが、放流路だけでなく水辺の生物層を増やす狙いもあって、手を入れたのだ。Photo_2 周年水があると、水辺として子ども達が入る。結果的に踏圧ストレスで構造破壊に繋がるのは体験済みだから「潰れぬ先の支え」だ。

 個人的には土の斜面で構成したいのだけれど、立ち入る側に配慮は期待できないから、どうしても「後先」を考えて余計なひと手間を加えてしまう。古傷の腰が痛い。


初めて見たトンボ

2012-12-02 | 小父のお隣さん

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 帰宅しようと車の後部ドアを開けようとした時、トンボが肘の辺りに留った。視線を落とすと食事のために留ったのだった。口には小昆虫をくわえている。追い払うわけにもいかず、撮影しながら食事の終了を待つ。左手片手での撮影は少々厄介だった。

 食べ終わっても飛び立つ気配が無く、追い払ってもまた服に来る。M氏が手のひらに載せても飛び立たない。「餌は摂ったけれど動きたくない」風情だ。そこでしっかりと一枚撮影させてもらったが、このトンボ名前が不明だ。やや小型で細身、尻尾の先が粉を吹いた様に白い。初めて見る種類である。

 それはともかく、四枚の翅はところどころ千切れており、厳しい生活の一端がうかがい知れた。師走に入り、今日はトンボ池でもマユタテアカネは見かけなかった。